the

Mosquito

Moth

Laboratory

 
 

バイク搭載仕様「モスキートモス号PFW(Portable Folding Wing)」(構想進行中)

 
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きっかけ

 友人のサケミ大先生は、ラジコン機に興味はあるものの、移動手段として車を持っていません。それどころか免許も持ってないのです。しかし大型二輪の免許は持っているというとんがった方です。

 残念ながら車がないので飛行機が出来ない。という話をしながらふと思い出したのは遠い昔のことです。当時高校生だった私はまだバイクの免許も持たず、移動手段はチャリだけでした。陸、水物のラジコンを4年ほどやっていた私はついに空に行きたくなり、1台の飛行機を買いました。

 発泡スチロールで出来たその飛行機は、京商の入門機でした。全幅は1mなかったような気がします。

 それを持って飛ばせる場所までひたすらママチャリで移動していました。時間にして優に1時間はかかりました。機体を紙袋に入れ、始動用具とプロポはバッグに入れて背負い、夏の暑い日にも、雪が降る冬にもひたすら飛ばしていました。「どうして羽根がたためないのだろう」そのときずっとそんなことを考えていました。

 時は流れ、社会人として生活する中、とびきりのリフレッシュタイムを、モスキートモス号は提供してくれます。でも、願わくばもっといろんなところで飛ばせれば…。海、山、近いところ、遠いところ…。そんな、何気ない希望を形にしよう。そんなささいな事から生まれた企画です。

狙い

  • 機体を分解して箱詰めできる。それをバイクに積んでどこででも飛ばせる。

  • 始動用具をなるべく持ち歩きたくない。出来れば機体とプロポだけ。全部1つの箱に入れば最高。

  • さっと組み立て、さっと分解したい。

  • 当然、モスキートモス号としてのフライトを楽しむ。

  • 低速、静音は当然の要求。

  • 普通に扱える耐久性が絶対条件。

構想

  • 主翼は3分割にする。分割部分は蝶ナットで固定。

  • 胴体は2分割。トラスの継ぎ目で分解。衝撃の際ここが外れて緩衝する。

  • 尾翼は取り外し式。

  • 主脚は取り外し式。

  • エンジンはリコイルスタート。

  • プラグはオンボードヒートシステム。

  • 燃料はひとしきり遊べるくらい。

  • バッテリーはひとしきり遊べるくらい。

  • リンケージも簡単に取り外せる。

各論

  • リンケージはつりのスナップを使う。スプリングでつるというのも面白い。

  • 胴体の継ぎ目はかってにセンターが出る構造。そしてゴムで固定する。

  • 水平尾翼は鬼目ナット埋め込みで蝶ナットで固定。

  • 垂直尾翼は水平尾翼に直角マウントを設け、蝶ナットなどで固定。

  • 主脚ははめ込み式のマウントに鬼目ナットを埋め込み、蝶ナットで固定。

  • 主翼はビスにせん断方向の力がかからないようにする。
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