the

Mosquito

Moth

Laboratory


 

雑報・速報


戻る
 
 
MML管理人の雑多な記述、および速報系情報です。 

2004/03/22
 このところ沢山手が掛かっているモンスタートラックのサベージ25ですが、46エンジンにコンバートしたのはいいものの、あんまり回らないのです。

 カタログでは22000rpm以上回っていることになってますが、25エンジンは最大出力時は29000rpmというわけで、減速比の変更が必要になってきます。

当座、スパーギヤを49丁から43丁に落としてますが、計算上はこんなものでは足りないはずです。

 馬力も4.8HPと表示してありますが、事実だとすれば110km/h以上出ていいことになります。

 現在手配中ですが、スパーを37丁、ピニオンを26丁にし、タイヤをHBのデカタイヤにすれば、22000rpmで時速100kmを突破しそうです。ピニオンはクラッチベルと一体で、扱いにくいですが、予備のクラッチベルを入手し、ピニオンをそぎ落としたあと新しいピニオンをロウ付けしようと思っています。

 でも本当に4.8HPなんて出ているのだろうか(かなり疑わしい気がしますが)

2004/01/14
 1/8のモンスタートラックは慣らしも終わって、エンジンも絶好調、ウイリーなんかぽんぽんしますが、最高速度が60キロ程度ではまだスピード感が物足りません。

 高速向けのギアセッティングも出来ますが、今度は加速が物足りなくなりそうです。

 だったらエンジンの強化だということで、46エンジンのコンバージョンキットを買ってしまいました。

 チューンドパイプに強化クラッチ、ロングシャシや強化ドライブシャフトもついてます。タイヤも巨大なのがセットになっているものもあったのですが、そちらは郵便で送れないサイズになってしまうようで諦めました。

 到着が楽しみです。

2003/12/12
 ようやくFTPでなくてもHTMLをいじれるようになりまして(パスワードを忘れた上に、HP登録時のメアドが廃止になっていたのでにっちもさっちも行かなかったのです)これで少しは更新しやすくなったと思います。

 ハチイチのモントラ(というらしい)は、思っていたよりも樹脂部品が多くて、昔もこうだったかなあなどと思いをめぐらしていました。もっともわたしの「当時」は、電動ロードカーでサスなんかなかったのですが。

 ブログっていうらしいですね、毎日書きまくったやつは。だったらMMLの雑報や一時期の実験レポートはブログだったということになるのでしょうか。

 子供が戦車のラジコンが欲しいと言っていて、4000円くらいであるというのでおもちゃ屋で見るとビットチャージー並みで、あまりに可愛くてがっかりしていました。

 そんなんだったら自分で作れ、と、今2chプロポにボリウム式スピコンが2個、田宮の戦車工作セットなんかを組んだら出来るだろうなと考え中です。


2003/12/06
 なんと2年以上も空いての更新です。娘も大きくなったし私も大きくなったし?本当に久しぶりです。
 近頃は★めずらし堂★に結構手がかかっているのでモスキートモス号の相手もそれほど出来てないのですが、近況と言えば…
  • PCM9Xを買った。MAX66-2をオーバーホールに出したときの代替機として使いたかったわけですが、まだぜんぜん使用していません。
  • フィールドボックスを作った。米国製のキットでしたが、ベニアを組み合わせて2段引出しのあるプレーンスタンド兼バッテリーボックス兼スターターだのポンプだのコントロールパネルです。モスキートモス号にはかなり大げさですが。
  • 1/8カーを買った。今アメリカからきている途中ですが、25クラスのモンスタートラックです。殆ど衝動買いですが、欲しかったのでしょうがない。
 まあ細々と長く続けていきます。そろそろ50%モスキートモス号に着手しないといかんです。


2001/09/17
先日制作した、超軽量60mAhバッテリを昨夜急速充電しようとしていました。充電器は100mAh用のもので、通常の大きなものではありません。これで充電していたところ「パキ」と言う音がしました。いやな予感がしたので充電器から外してテスターで電圧を測ると「0V]でした。ご臨終です。同じようなことを3つもやってしまいました。
このバッテリーは急速充電が出来ないのでしょうか。だとするとフィールドでの利用価値がないことになります


薄手のスチレンペーパーの入手のめどが立ちました。天神の画材屋さんに行くとありましたが、B4だったのでもっと大きな奴をといいますとA2より少し大きいのがあるそうで、明日には手に入りそうです。SekiaiさんのA−12を真似て作ってみようと思います。


まだまだRCには手を触れてはいけない謹慎期間中なのですが、スカイウォーク2の機首を赤く塗装してみました。白と赤の色合いが鮮やかで、なかなかいいものです。
 重さをあまり気にしなくてよい機体、耐燃料製の関係ない機体はラッカーでできれいに仕上げるのも結構楽しいと思います。


2001/09/04
 このところ家庭内では天候調査のため機体製作が滞っています。時々竜巻が発生し、機体を粉砕されそうになります。そういうわけで材料の加工が出来ないのでHW型は尾翼が組めず、スカイウォークはメカ積みが出来ないと言うわけなんです。 

 先日オークションでラジコン技術77年8月号を落札したのですが、これに無尾翼機の記事があるということを知っていたので欲しかったわけです。そこで着いた本を読んでみると実に詳しいレポートで大変勉強になりました。 

 任意の翼型を無尾翼機用に改造するやり方などや、多数の試作機の性能評価などがあり、その中で性能向上のためには特に翼型の選定が重要ということがわかりました。 

 たとえば特に高性能な無尾翼翼型はリフレックスがごくわずか、ということです。カンバー自体が小さいと言うこともありそうです。 

 また、無尾翼機が水平飛行で失速しないと言う理屈もわかりました。これはむしろ良いこととは言えないようです。つまり、大きなエレベータアップではリフレックスが大きくなるため、縦安定が極端によくなり、翼型としてみるとカンバーがどんどん小さくなり、結果的に失速に至る前に大沈下する領域に入るそうです。これはエレベータを小さくするとこの傾向は減るようですが、舵の効きに難しいところがあるのではと思います。そこからするとメッサ−シュミットMe163は空中戦もしたわけですから何かがあるのだと思います。 


 電動ダクトファンフリーフライト機を2機入手しました。以前のラジコン技術誌にもちらっとこれのラジコンの記事がありましたが、東欧製の超軽量シングル装置で操縦するものでした。相当軽量にしないといけないでしょう。いつかはチャレンジしてみたいものです。 


前述の竜巻の関係で、おおっぴらにラジコンが出来ない環境になってしまっているのですが、子供をダシに使ってなんとか面白いことはできないかと思案しています。 

 アイデアの1つとして、紙飛行機型グライダーと言うことを考えています。これは中学生の頃考えていたアイディアで、超安価超簡易ラジコン飛行機です。 

 すなわち、折り紙飛行機でよく飛ぶものを拡大してラジコンにしたらいいのではないかということです。スチレンボードで組み立て、剥き出しの2チャンネルメカニズムを積み、ショックコードやモーターで上空に上げます。後はのんびり滑空を楽しむという寸法です。中学生当時はCOX02か049を使おうと考えていました。今ならミニ四駆モーターなんかで飛ばすと言うのがよさそうです。 

 こういう凄く簡単な飛行機と言うのも誰でも作れて面白そうだと思います。 
 



2001/08/20
 スカイウォーク2を作っています。 

 最近どうもHW型のほうがスランプということもあり、何か打開できないかとの思いから買っておいたスカイウォーク2を作り始めることにしました。 
 私にとっては4機目であり、モスキートモス号に比べると胴体などは相当作りやすそうです。これは2日で完成だとばかりに張り切って作り始めましたが、やはりそうそう簡単でもありません。 

 主翼は一見翼端上反角に見えますが、実は2段上反角であり、翼端部は結構高らかに聳え立っています。なかなかかっこいい主翼です。 

 胴体は長い側板とベニヤの胴枠が2個、バルサの機首胴枠が1個のシンプルな作りです。 

 尾翼はこれもオーソドックスな作りです。 

 作ってみて驚いたのは、何といっても材料の軽さと、完成した各部の軽さです。主翼など、モスキートモス号の半分以下の重さしかありません。体積が2倍以上も違いそうなので当然かもしれませんがとにかく驚きます。 

 かといってバルサは軽いものばかりではありません。尾翼周りにはかなり硬いバルサが使われており、とてもしっかりしています。この辺はホームセンターで買ってきたものをどれだけ選んでもかなわないところです。 

 今はフィルム張りをしているところですが、メカ積みが現在の思案しているところです。軽量メカになるのですが、テールヘビー傾向が出るという話をよく聞きます。これだけ軽量なバルサだと肉抜きしたところでどれほど効果があるのか心配なところです。ひょっとするとバラストをつんだり、バッテリーを100mAのに変えたりしないといけないかもしれません。 

 ハンドランチの負荷が機体にどの程度のものなのかはわかりませんが、このノーマル仕様で力いっぱい投げ、もしどこか壊れるようなことがあるのなら補強を考えようと思います。 

 余談ですが、この主翼は全翼機としてもかっこよさそうです。 


ラジコン技術77年8月号を仕入れました。この中に以前から読みたかった無尾翼機設計の記事があります。 
  



2001/08/07 

島崎さん設計機が鳥人間で優勝

 先週末の鳥人間コンテストをご覧になった方は多いと思いますが、滑空機部門ではムサシノの島崎さんが設計した機体が400m以上飛行して優勝しました。 

 飛んでいる姿は大変美しいもので、また速度が速いのが意外でした。とにかく凄かったです。  

 さて、そんな島崎さんの設計による機体はスカイウォーク、パストラルですが、本当にひょんな事からスカイウォーク2を買ってきました。  

 きっかけは奥さんから「運動しなさい」「山にでも登りなさい」と言われることです。だいいち訳もなくうろうろしたり、用もないのに山に登るなど私にとっては非常に苦痛です(本当は体がとても重いので苦痛)。ですがこれがことRCのことになれば話は別です。4時半におきて畑に出向いて飛ばすなんて事を急に出来るようになったくらいですから、グライダーを始めるとたぶん道具を担いで山登りや広場でのハンドランチなんかもやることになるのではと思ったもので、急遽購入となりました。  

 仕様は110mAhバッテリ(またはCR2)、GWS6g受信機、JR ES306サーボ*2でメカ重量は50gくらいとなるでしょう。可能ならば主翼の分割構造を試してみたいところです。今回の目的は競技ではないので、極限までの軽量化ということは必要ないのですが、折角ですからそれなりに軽量化には留意したいと思います。  

 この経験がG型モスキートモス号に生かされればと思います。  

 また、TORIIさんがかつてスカイウォーク2を電動に改造されていました。G型が出来たらこちらの方へ改造するという手もありますね。 



2001/07/27 

驚きの心臓手術の話

 プロポアダプタ製造担当のGさん(爺さん=私の父)が不整脈で入院することが決まったのは7月初めのある日でした。 

 現象は、胸の痛み、だるさ、脈がない(!)ということで、単に疲れているのだろうと思っていたそうですが血圧計で心拍を測るとなんと180くらいもあったそうで、だいたい正常値の3倍です。  

 このため慌てて医療センターに行ったところ、典型的な不整脈のようだとの話で、薬で対応できるかもとのことで、ためしに薬を飲んでみたものの効果がなく、手術しかないでしょうという結論になりました。  

 おかしいとはいえ横になり静かにしていると正常に戻るらしいのですが、Gさんは持病のためジョギングを欠かせないという人で、おかげで年からは信じられない筋骨隆々の人なんですが心臓が悪いとそちらもおかしくなるのは必至ということで手術となったわけです。  

 不整脈の原因ですが、心臓の心室内部に電気回路が出来、その中を心筋を収縮させるための電気信号が入り込んでループし、3倍速でドライブしているというペンティアムみたいな心臓になってしまっていたそうです。  

 この異常な電気回路で心臓のパルスが毎分300回くらいになってしまっていて、そのままそれが心臓全体に行ってしまったら死んでしまうそうです。心房、心室と伝達されていくにつれて2分の1、4分の1になるので、静かにしていると普通ということになるらしいのです。  

 対策は、要らない電気回路を破壊することで、これには高周波で心筋を焼いて破壊することになるそうです。具体的には、両足大静脈および頚静脈からカテーテルを挿管し、心室内まで侵入したあと高周波で心臓内部を焼き、他のカテーテルからプロープを出して導通をチェックするという凄いことになったそうです。しかも心臓の内側はまっ平らではなく、うねっているのでもし谷間を焼き残せば、いずれ回路が復活してしまうし、焼け方が不十分だと一時的に絶縁されるだけで直ってないこともあるそうです。それにレントゲンや造影剤も使えずに、手探りだけでやるということで聞いている方が心配になりました。  

 それで先日手術となったわけですが、所要時間4時間程度で無事完了し、その後の負荷試験つまり強制的に鼓動を早めて、正常に復帰するかを見る試験でも合格との事で何とか退院の運びとなりました。  

 手術当日は、太い血管に穴をあけているので、絶対安静でベッドに拘束されていたそうです。 

驚きの交通事故の話

 会社で仕事をしていると急に家から電話があり、「子供がトラックに轢かれた。今検査中」とのことで大至急大慌てで病院に駆け込みました。結果的には生きていますので運が良かったのでしょう。骨折もないとの事で、駆けつけたときはずっと眠っていて本当に大丈夫かと思いましたが、翌日からどうにか回復に向かいました。 

 具体的な状況はいまだに良くわからないのですが、赤信号で待っていて、青になったので横断歩道を渡ろうとしたら2トントラックに跳ねられ、倒れた上にトラックが乗ってきたようです。タイヤで踏まれていたら今ごろお骨になっていたことでしょう。  

 なお相手のトラックも青信号で直進中に飛び出してきたと言っているそうです。  

 大変だったのはかみさんがその日出産予定日だったことで、いったいどうなるのかと思いましたがその日は何もないようで、私が病院に泊まりこみました。  

 結局2泊して退院しました。  

 なお退院の日の早朝に、女の子が無事生まれました。心臓手術といい、交通事故といい、とんでもなく忙しい1週間でした。 
 

2001/06/17 
燃料の話です。 

 以前から自作「低オイル」燃料、および自作ひまし油系ストレート燃料を使用していました。気温の上昇にともない、低オイルのほうはともかく、ストレートはさすがにニードルがシビアになってきました。本当にちょっとしたことでエンストするようになってきたわけです。  

 それで試しに買ってきたままの燃料で運転してみますと、何の問題もなく安定して回ることが改めて確認されました。  

 寒い時期は全く問題なかったのですが、夏場はそこそこニトロが入っているほうが良いようです。 



 ディーゼルエンジンの話です。  

 以前からブレークインしている「エンヤ06D」ですが、燃料を800CCくらいも食って、やっとあたりが出始めたという感じです。いわゆる普通のアイドリングはとても期待できないのですが、それでも5000rpmくらいでも回ってくれるようになり、ピークではそれなりにパワーも出ています。しかし、普通にスロットルを開いただけでも咳き込むし、レスポンスを重視すればピークが出ないしで結構コツがいるようです。  

 ちょうどこのサイズのエンジンを検討していたので、この際無尾翼機モスキートモス号TL2型のエンジンとして使おうと思います。飛行しながらのブレークインとなりそうです。 



 サイトーFA30SHの話です。  

 先日火を入れてみましたが、実にいい音で回ります。性能、安定性、仕上げのきれいさとも満足です。  

 なお、このエンジン、エンジンマウントはOS26FS用が、スピンナーナットはOS46LAなど用が流用できるようです。 



 もうひとつ、ディーゼルエンジンの話です。  

 ディーゼルの大型エンジンと、クラシックエンジンを手に入れる計画をしています。ディーゼルのエキスパート「タイニークラフト」さんのページに詳しいですが、特にクラシックな方はロングストロークで低回転でトルキー、おまけに軽量なものが欲しいなあ、と思っています。  



2001/06/04 
 昨日は、HW型の改修も間に合わなかったし、普通のでも飛ばそうかなと1号機を持ち出していつもの畑に出向きました。  

 朝の5時に起き、準備を済ませて到着したのは6時少し前でした。  

 以前調合していたストレート・ひまし油系燃料を使って、プロペラは8−5でした。気温の上昇に伴ってニードルセッティングもかなり敏感になっています。  

 慎重にニードルをセットして、飛行しますが、およそ10分くらいでエンストで不時着しました。  

 それならばと燃料を5%ニトロのものに交換しますが、これもやはりエンストを起こしました。少々ご機嫌斜めのようです。  

 ニトロが10%もあればかなり好調に回るようなのですが…  

 その後着陸して駐機させ、次にこれも以前買っておいた、ブレークイン中のエンヤ06D、ディーゼルエンジンを回しました。燃料にひまし油を若干足して使ってみました。  

 このエンジンもなかなかの気分屋です。私の扱いが下手なのでしょうが、最適なニードルと圧縮比を特定するのが難しいです。ピーク回転数を高くするためにニードルを絞って圧縮を上げると確かにピーという音で回るのですが、中低速がどうも不安定になりますし、圧縮を若干下げてやれば中速あたりのレスポンスもまあ許容範囲になるのですがピークが落ちてしまいます。また圧縮比を上げすぎるとノッキングして白煙を吹き出します。  

 エンジンの慣らしというより、ユーザの慣らしをきちんとしないといけませんね。  

 一段落して廃油を拭き取ったりしていると、強風が吹いてきました。すると突然モスキートモス号がスタンドから舞い上がり、私めがけて飛んできました。  

 主翼上面プランクで頭を打ち、とても痛かったです。エンジンはもちろんかかっていません。とんだ強風でした。  

 痛いだけならまだしも、ショックでエレベータのヒンジが抜け、水平尾翼に接着していた鉛の重りはフィルムを剥ぎ取って吹き飛んでいました。こうなるとすごすご撤収するしかありませんでした。  

 しかし主翼はまったく損傷はありませんでした。プランク材など1mmくらいしかないのに、まったく強度は十分です。 



 SekiaiさんのホームページにMetasequoiaLEの操作方法の説明が掲載されました。すぐにそれを見ながら作ってみましたが、うまく行きました。  

 このソフトは反応も早いし、インターフェイスも奇抜なところはなく、逆にこれといって不足もありません。まじめに作られている感じがして好感が持てます。桝岡さんのGeoEXと組み合わせて、FMS界最強のモデリング環境になると思います。 
 
  



2001.03.27 
 最近はFMS関係のことが沢山しなくてはならないことが増え、本物のRCの方がおろそかになってきてしまっています。FMS用のプロポアダプタを製造販売し始めてからその事務作業にかなりかかっています。  

 そんな中、発注してくる方の中にもムサシノファンはいらっしゃって、バーチャルインタビューに出ていただいた岩下さんもその一人ですし、ほかにもかつてモスキートモス号を飛ばしていた方や、買ってきてこれから作るという方もいらっしゃいます。MMLとしては、そんな方々が沢山いらっしゃるということが実際にわかっただけでも嬉しいことです。 



 年度末ということもあるし、なかなか時間が取れないのです。図面でいえばリトルチェリー号、ツインチェリー号、スカイカンガルー号、プレイバード号と、FMS用にも作れる機体はあるのにです。機体データさえあれば、きっとこれらを飛ばしたことがある方はインターネットにいらっしゃると思いますので、飛行フィーリングを再現することは夢ではないと思います。 


 FMSでついでに一つ。モスキートモス号(究極(笑)の方です)を使うと、エンコンとラダーの2チャンネルで飛行できます。岩下さんの、シングル搭載モスキートモス号にヒントを得て試したものです。  

 結果は、慣れればOKです。昔の方はこんなに難しいものをされていたのかな、と少し驚きます。逆に、モスキートモス号くらいの安定がないと難しいのでしょうし、更に逆に言えば、エンコンで上昇下降、穏やかな操舵をすればエレベータ操作をしなくとも、実に安定して飛ぶ機体を作るのは可能といえるのではないか、いやムサシノ機は既にそうだということです。  

 わざとエンコン、ラダーともON/OFF的に操作して、ガクンガクンという挙動の中で何とか操縦しながら、見たこともない昔の飛行風景に思いを馳せています。 



 おまけついでにもう一つ。モスキートモス号のPARファイルの中に、エンジン出力3で12インチ超静音飛行ということを書いていますが、これだとうんとエレベータアップを我慢して、速度9m毎秒くらいにならないと離陸しません。本物がそうですから仕方ないのですが、ここはやはり本物と同じく手投げ発進を基本に楽しんでください。  

 エンコンをフルスロットルにして、Rキーで手投げ発進です。じわじわと安全高度を確保するまで、ラダーもエレベータも我慢です。10m位に上がったらおもむろに旋回してください。いったん確保した高度が下がるでしょうが、その分速度は増しますので水平飛行で元の高さくらいまで上がってきます。あとはエンコンをハーフにして、ギリギリのバランスを楽しんでください。もしモスキートモス号実機でこれを試したいならば、APC12*6プロペラを使用してください。なおノーマルの主脚では絶対に離陸できませんので手投げ発進、エンジンカット着陸となります。  



2001/3/9 
 久しぶりのラジコン機ネタです。FMSばかりにのめりこんでいて、これではいかんということでHWの製作を再開しました。とりあえずエンジンマウントがつき、尾輪を取り付ければ生地完成です。とはいってもこんな状態のまま1月以上もほったらかしになっていたわけです。  

 とにかく早く組み上げたいと思っています。被覆もありますしね。 



 モスキートモス号の修理をいくつか行いました。いつものように胴体が折れてしまっていたので、一度はカーボンで補強したのですが、補強の後ろからまた折れてしまいました。  

 そこで、グラステープを低粘度瞬間で貼り付けました。瞬間は浸透は早いんですが、それがバルサ生地にうまく接着できなくてかなり苦労しました。押さえがポイントのようでした。おかげでその後の不時着でも胴体は大丈夫でした。 



2001/02/21 
 MADの登録ユーザになったので、MADで胴体を作るときも胴枠がいくつも追加できます。今まではモスキートモス号のおなかの部分は若干省略して作らざるを得なかったのですが、これでもっと本物みたいに作ることが出来ます。一例を言えば、まずエンジンマウント、次にボンネット、フロントウインドウ、おなかの下のかど、絞込みの三角板、トラス、尾翼台と複雑な多角形からなるモスキートモス号の胴体を作れるわけです。しかし逆に主翼については2つまでと、以前と変わりません。複葉機の作り方がよくわからないです。  

 また、エキゾーストマニフォルドのような縦のパイプは簡単にはいかないようです。これも要研究です。  

 大メーカーが作ったソフトではないので、Bryce3Dのような柔軟性を(モデリングに対して)求めるのは酷ですが、逆にあまり凝り過ぎのものは作らないように、ということなのかもしれません。エンジンのシリンダーフィンとかを作りこもうとつい思ってしまいます。飛んでるときは見えないのに。  

 しかしいずれにしてもMADFMSも非常に気に入って使っています。 



 フライトシミュレータばかりやっていて、というより激務のため製作の時間が取れず、ほとんど何も出来ていません。ヒンジ溝を切ったくらいのものです。これでは春になってしまいそうです。 


 うちの弟(カスタムバイク屋)がMMLを見て面白そうだからモスキートモス号をやってみたいと言っています。どういう風の吹き回しかわかりませんが、シミュレータで練習させて単独初飛行に成功するかどうか試してみたい気がします。まあ、モスキートモス号なら単独初飛行成功でも全然不思議はないと言えますが… 


2000.02.05 
 久々の雑報です。年明け早々に着陸の失敗から胴体を破損していた1号機は製作が忙しいのでそのまま放置されていたのですが、さすがに飛ばしたくなってきて、金曜の深夜にばたばたと修理を行い、土曜の午前中にフライトしました。  

 1月近く放置されていたせいか、エンジンは少々ご機嫌斜めでした。よくエンストしてくれます。ちょっと用心して8*4のプロペラに変えてそれなりに元気よく飛ばしました。背面、ロール、きりもみ、連続宙返り、まあそんなことしか出来ないのですが結構楽しいものです。スパイラル降下からエンジンをフルスロットルにするとなんとスパイラル上昇に転じてじわじわと上っていきます。バンク角は60度以上あったのではないかと思いますが何だかすごい飛び方でした。  

 さてそうこうするうちにまたエンストで、滑空して舗装路に着陸しようとしたのですがたんぼのあぜに不時着し、そのとき機体が急に左に回されたためにまた胴体が折れてしまいました。  

 修理した場所は下の方はエポキシでこてこてにしていたのですが、上の方は瞬間を流しただけだったので、ここから折れたわけです。  

 しばらくして以前そのフライトエリアでお会いしたことのある方が見えて、結局飛ばせなかったのですが、空撮ビデオを見せていただきました。40クラスの自作高翼機に超小型のデジカメビデオを積み(知る人ぞ知るソニーの不人気機種、でも一番適しているそうです)400mくらいからの空撮映像でした。かなり面白いものでした。  

 その方曰く、「ケブラーで補強すれば壊れない」、ケブラーはこういう時のために買い置きがあります。今度の修理ではちょっと手抜きはやめてきちんと直そうと思います。 


 いろいろなかたのご好意でモスキートモス号のご先祖「リトルチェリー号」と「ツインチェリー号」の設計図が手に入りました。トラス胴をつなぐあの難しい三角板などまさに直系の感があります。チェリーシリーズは03エンジン用ですが、これを若干拡大すると以前使ったGP07にぴったりになるのではないかと思います。なかなか楽しそうです。  

 しかし設計図を見ると現在のモスキートモス号の設計図の雰囲気と全く同じなのです。それだけモスキートモス号が時代を生き抜いてきたということかとちょっと感動しました。 


2001.01.13 
 昨日ラジコン技術を読んでいたら、フライトシミュレータの特集が載っていました。スタントをするわけでもないし、モスキートモス号なら何とか安全に飛ばせるようになった自分にはもうシミュレータはいらないなあ、などと思って読んでいたのですが、注意を引く部分を見つけました。それはRealFlightDELUXEには翼型や各種のディメンジョン、エンジンを設定できる機能があるということでした。  

 もちろんこれでモスキートモス号の設定をやろうというわけではありません。いつも計画しているおかしな飛行機をこれで設定して、テストベンチにしてやろうというものです。以前CSM3in1というシミュレータならそれが出来るということを読んだことがあったのですが、グラフィックがDOS時代のゲームみたいでちょっと…でしたのでそのまま忘れていたのです。  

 早速ホームページで調べてみましたが、開発元に行ってみるとなんと、すでにそのバージョンは「クラシック」扱いされていて、今はRealFlightG2というのが最新版のようです。こちらはさらに設定できるポイントが増え、飛行エリアのデザインも可能になり、グラフィックもさらにフォトリアリスティックになっていました。  

 その後ラジコンショップに電話をしてみると「定価4万円、値引きなしです」と言われ、こりゃだめだと諦めた次第です。いくらテストベンチになりそうだとは言え、旧バージョン、しかも4万円では…。これならモスキートモス号の最廉価セットを一式でおつりが来ますね。とても残念でした。  

 どなたかHWのディメンジョンを入力して、飛ぶかどうかやってはいただけないでしょうか(実はだんだん怖くなってきただけだったりして)  



 Nami君の低翼モスキートモス号は事故で他界されたとのことです。ご冥福をお祈りします。  

 なお後任には低翼スローフライト機として名高いスバル09号が決定し、もうすぐ生地完成になるのだそうです。  


2001.01.06 
 今日はNami君と久しぶりに編隊飛行と行こうじゃないかということで朝6時半、夜明けも待ち遠しく出かけました。  

 Nami君は若干遅れそうだったので、先に自分の機体を飛ばしていました。風もなく、9*7ペラの絶妙な風切り音を残し、アイドルでエレベータトリムアップしての手放し着陸、そしてそれからのタッチアンドゴーなどを楽しんでいました。  

 事故はふとした瞬間に起こるものです。目の前を地上1m、自分に接近しすぎた機体をぎりぎりの低速飛行のまま左旋回させたところそのまま失速し、畑に転がりました。おかげでいつものところが壊れ、胴体が2つ折りになりました。また3時間修理コースです。 
 それでもNamiは来ないので、久しぶりに持っていったエンヤ06ディーゼルを慣らししていました。なかなか慣らしは終わらず、今日も幾分スローが利くかなあ?という状態で終わりでした。先が長そうです。  

 そうこうしているとNamiがやってきました。なんと、彼の愛機は低翼に改造されていたのです。  

 胴体をうまくくりぬいて主翼を収め、脚はスキッドになっていました。これで本当に飛ぶか???でしたが投げてみるときちんと飛んで行くではないですか!これにはさすがに驚きました。  

 重心やその他の調整がまだまだなのでいろいろと難しい癖が出ています。激しい頭上げ(勝手に垂直ホバリング(@_@) )の後に急に突っ込んでまっさかさまに落ちて来たりします。これは重心位置が後ろ過ぎるんでしょう。ほかにもどうも舵があまり効かないとかエンジンが不調だとかいろいろありましたがそれにしても飛んでいます。  

 最低速ではまっすぐ飛べないので中速で飛ばしますが、とにかくかっこいいんです。オリジナルよりも実機感があるかもしれません。  

 さてこれを調整してどんな飛びになるのか興味津々です。低速飛行性能は?運動性は?それはNami君のレポート待ちになります。 
 

2001.01.03 
 とうとう御自作天満宮を発見し、お参りしてきました。 

 福岡県筑紫野市天拝山の麓にそれはありました。今まで見つけきれなかったのが不思議なくらいです。すぐ近くまで行っていたことは何度もあったのに。  

 なぜ、「御自作」なのかもわかりました。菅原道真公が御自身で彫った自作木像がまつってあるのだそうです。木像と言う事もあり、バルサ製機体を主に作っている私にとっては大変有難い気がします。FRPやスチコア翼でも自作なら霊験あらたか?かもしれません。  

 残念ながら社務所のようなところもないようで、ブランド入りお守りでも頂ければと思っていましたが難しいようです。もっとも御利益一覧には「ラジコン機の安全飛行」というのはなかったようですが…  

 これでもうHW型は飛んだも同然ですね(^O^)  


 このところ、ずっと自作ひまし油系ストレート燃料で運転しています。メタノール80%+ひまし油20%の典型的なものですが、不思議なくらい調子良く運転できています。  

 たしかに20%ニトロのものと比べれば 

  • ニードルが敏感で、ピークがはっきり出る。
  • 最大出力が若干落ちる。しかしピーク以外はほとんど何ら問題ない。
  • 始動時は若干甘目のニードルにしないとかからない。
という現象がありますが別段不便は感じていません。燃費も悪くなく、いつものように12インチの超スロー運転でもかぶったり、勿論焼き付いたりなどはありません。 

 難点はひまし油の廃油がべたべたと絡み付き、掃除が大変なことくらいでしょう。コストもひまし油2200円/2L、アルコール4000円/8Lで、10Lあたり6600円ですからお得といえないこともないですね。低オイル化が可能ならばさらにコストダウンも出来るかもしれません。  

 しかし最大のメリットは時折香るひまし油の何とも言えないにおいと、ストレート燃料なんて物好きに使っている(競技で使っている方ごめんなさい)という優越(???)感かもしれません。  

 しかし調子良くエンジンが回ります。ニードルがピシャッと決まった時は本当にいい気分です。

御自作天満宮に行きたい方は

  1. まず福岡県筑紫野市に行きます。
  2. 高速だと九州自動車道筑紫野インターで降ります。
  3. そのまま出てくると大通りに当たりますので、左折して500mくらい。
  4. オービスがありますが、その手前を左折。
  5. 天拝公園に駐車して武蔵寺(ぶぞうじ)方向へ行きます。
  6. 武蔵寺の山門左に上に登る階段がありますので、それを登るとそこが御自作天満宮です。

2000.12.29  

 昨日は忘年会で結局何の作業も出来ずじまいでした。HW型年内生地完成をなんとしても達成したいのですが…  

 今日は出勤でしたので昼休みにバスに乗ってラクセイモデルまで買出しに行って来ました。  

 HW用の部品も買ったのですが、メインは前に注文しておいたエンヤ06、08エンジンの引き取りです。これでエンヤの小型エンジンは全部揃いました。  

 エンヤさんはこのエンジンをどういう位置付けで作っているのかよく分かりませんが、本当にこれらを機体につんで飛ばしている方は未だにあるんでしょうか。生産中止にならないということはそういう方もあるんでしょうね…  

 でもこういったクラシックなものはなんだか使うのが面倒でも魅力がありますね。不思議なものです。 


2000.12.26  

 今、航空力学の本を読んでいます。以前ムサシノホームページ暫定管理者の高崎さんに「どんな本を読めば勉強になるのでしょうか」という質問をしたときにお答えいただいた本2冊で、はっきり言って私にとってはかなり難しいです。微積がそれなりに得意でないとかなり苦しいです。微分方程式など大学入試以来ご無沙汰している私にはかなりこたえました。  

 しかしそれでも言わんとするところはなんとなく分かります。読み込んでいかないといけません。難しいけれど、面白くないということではありません。とても多岐にわたっているので興味のあるところばかりつまみ食いしてもよさそうです。  

 その中に一部面白い記述がありました。「縦横比が小さい主翼は大迎角で飛べる」というものです。実験によると縦横比1の翼では45度もの迎角が可能となるということでした。ということは、HW型はノーマルに比べさらに大きな迎角で飛ぶのでは?との期待も生まれてきました。  

 さらにスラットを装備すればそれこそ上を向いて水平飛行できるのでは、とか面白い飛びが可能ではないかと今から期待大です。  

 また、無尾翼機の縦安定でSキャンバー(本では反転カンバー)翼型を使用した無尾翼機は少なく、後退翼ねじり下げのものが有利、ということも書いてありました。  

 やはり本は読んでおくものですね。 


2000.12.24 
 昨日プロクソンのコッピングソーテーブル、つまり糸のこ盤を買ってきました。  

 HWの部品を製作していることもありますが、何かあれがあるといろいろと今後も役立ちそうだと言う事で毎度ながらすぐ欲しくなるから困ったもんです。  

 近所のホームセンターにあったそれは35%オフで、即衝動買いしてしまいました。他のホームセンターも回ってみてくれば良かったかもしれません。  

 糸鋸刃の取り付けに若干のコツが必要ですがすぐに慣れ、他は問題ありません。  

 バルサを切ってみますが、すいすい切れます。簡単な作業ならカッターの方が楽でしょうが、複数の部品を重ねて切り出すとか、曲線を切り出すなどは断然早くて奇麗に出来ます。  

 まだコツがつかめていないこともあり、おっかなびっくり作業していますが、それでも4ミリシナベニアもすいすい切れ、これまでの苦労は何だったんだという感じです。自作派の方は貯金して1台入手されることをお勧めしますね。  

 おかげでこれまでおっくうだなと思っていたエンジンマウント部分がものの5分で出来上がりました。  


2000.12.17 
 今日は雨が降り、フライトは出来なかったのですが、ホームセンターに行ってまた材料道具類を購入してきました。  

 材料はバルサ板がHW型胴体作成のために必要だったので購入しました。また、胴体マフラーの製作のため、シーリング材をエポキシ接着剤にしようかとも考えましたが、熱と振動によるストレスなどの心配もあり、バルサ材にまずエポキシを薄く延ばしたものを砥の粉と混ぜて目止めと補強、浸透防止をし、その上にシリコンシーラントを薄くコートすることにしました。  

 それでバスコークをこれまで使っていたのですが、関ペのシリコンシーリング材という製品が安かったのでこれを買ってきました。余りにもたくさん入っているので保存が心配ではありますが割安です。これとコーキングガンをあわせて900円くらい。  

 垂直尾翼を機体にネジ止めしようと考えていますので、これ用にアルミの薄板で出来たアングルも買ってきました。重さは結構軽そうです。  

 また金物好きな私にはこたえられないものがありました。それはミニさしがねです。全長10センチですが、これがあれば狭い部分にもきちんと直角が出せそうですし、三角定規と違って角がゼロ起点になっていますのでものを測るのも何かと便利です。  

 あと、ケガキ針を買ってきました。なんてことはないものですがあるとカッコイイですよねこういう小物は。  

 こういうものを買い集めては悦に入っているというどうしようもない状況です。 
  


2000.12.10 
 9日の土曜にフライトの予定だったのですが、前日夜になって急に持病の痛風が発作を起こし、のた打ち回る状態になり、それでも行こうと思ってたのですがオカミ様のがあたり、そのまま中止となりました。  

 あまりにも残念なため、日曜の午後に雨の降りそうな中、フライトしました。2回目のフライトのときに雨が降りだし、ワゴンのカーゴドアを屋根代わりに飛ばしていたのですが、本降りになってきたので着陸して格納しました。  

 もう飛ばせそうに無かったので、持って行っていた例のテストベンチでOS46LAのブレークインを引き続き行いました。  

 今回は自作ひまし油系ストレート燃料(80:20)を使い、11*6APCで運転しましたが相変わらずすごい力でした。また低中速のレスポンス、アイドルの安定性など全く良好で、1タンクごくわずか甘めのフルスロットルでまわし、慣らしを完了しました。あとはランニングインとします。  

 今度はHWに搭載するOS15LAをブレークインすべく、テストベンチにマウントしています。  


(番外コラム)痛風とは  

 痛風とは肉、ホルモン(内臓ですね)、ビールなどの過剰摂取が原因となり、人体内でたんぱく質の一種を分解するときに出来る尿酸が血液中で高濃度となり、血流の遅い関節などに沈着結晶化を起こしますが、この結晶が針状を呈し、関節に突き刺さることにより激痛が発生します。これが痛風の発作です。どのぐらい痛いかって?本気で「こんな足、切断してやる!」と思うくらい、といえばお分かりでしょうか。足に釘がささったまま抜けないというようなものかもしれません。  

 対策は単純ですが困難です。まず、レバー、ホルモンは絶対禁止。肉も原則禁止。ビールもだめ。日本酒も控える。ブロッコリー、あんきも、いわし干物、えびなどもだめです。オイルサーディンなど絶対に食べられません。ぜーんぶ、私の大好物ばかりです。(ブロッコリーは嫌い)  

 こんなの我慢できているなら今ごろ痛風になどなりませんよねえ。運動などで減量しなくてはいけませんが、過激な運動などは筋肉が分解してしまい、尿酸が出来ることがあるそうです。  

 で、上記のような対策は誰にも容易でないようで、薬もあります。私はザイロリックというのを処方してもらっていますが、これがまた相当効きます。ですがあまり肝臓にはよろしくない(どの薬でもですね)し、確か以前お酒をこれと併用しているととんでもない副作用があったような新聞記事を読んだ気がします。  

 痛風の薬はほかにも何種類かあるようです。  

 尿酸値の高い方は発作がないからといって放置してはいけません。心を入れ替えるか病院に行きましょう。気づいたときは腎臓が針でぼろぼろになっていた…なんてことになったらもう取り返しがつきませんね>自分(-_-;) 
 

2000.11.25 
 今日もNami君とフライトでした。Nami君はだんだん腕を上げています。今日は着陸の練習もやっていましたが、なかなかのものでした。 

 私は今日も出勤なので、7時半くらいに撤収準備をし、Nami君はまだ飛ばしていました。そのときどこからかからすの群れがやってきました。10羽くらいはいたと思います。  

 そのうちどうもモスキートモス号を追いかけているということに気づきました。だいたいからすもモスキートモス号も最高速度はあまり変わらないようです。振り切ろうとしてもついてきます。  

 いつもなら宙返りしてバックを取ると慌てて逃げ出すのですが、今日は群れだったせいか入れ替わりたちかわり追っかけてきます。しようがないのでしばらくNami君は全開で飛び回っていました。するとからすがだんだん離れて行くではありませんか。どうも、ばてたようです。  

 さすがのからすも連続全開運転はこたえたようです。  


 フライトついでに23日に作ったテストベンチにOS46LAを載せてテストしてみました。10とはぜんぜん違う強力なコンプレッションを感じます。  

 軽くチョークして、手でかけます。一度ペラで指をはたかれたのですが、すごく痛いです。思い切りクランクして、10回ほどで始動しました。  

 やはり音がかなり大きいです。それに引きが相当あります。まあ、当然でしょうが、こんな大きなエンジンを回したのは初めてなのでちょっと驚きました。  

 しばらく極端な甘めでまわし、少しずつ絞り込んでいきます。180ccの燃料タンクが空になる前にピークを出してみました。  

 ニードルもシビアでないし、アイドルも安定しているようです。何よりやはりすごい力です。  

 AD型のパワーソースとして十分過ぎる力があるようです。  


 エンヤの小型エンジンをまた入手しました。今度は049と10です。どちらもクラシカルなデザインが魅力的です。あとは06と08を入手しようと思っていて、注文しているところです。  

 何だかエンジンコレクターになってきました。でも値打ちものといえるのはあまりありません。今度はロータリーが欲しいです。どんな音で回るのか… 
 

 
OS46LA、京商10×7を装着したテストベンチ
2000.11.24 
 エンジンテストベンチを作りました。 

 アイエム製のテストベンチ(エンジン固定具)を買ったのはもうずいぶん前になりますが、やっとベンチ本体を製作しました。  

 材料は杉材で、幅12センチくらいのものが6本で数百円でホームセンターにて調達していたものです。これを組み立てたわけです。  

 別段工夫はないのですが、これまでの経験から釘だと振動で抜けてくることもあるので、釘と木ねじを併用してがっちりと組みました。ボルトの穴をあけるためにこれも買い込んでいて使っていなかった「ファイルソー」という工具を使ってみました。これは棒状の先端が木工ドリルのごついやつになっていて、ほかの部分がトゲトゲになっていてそれでのこぎりになるというものです。  

 まず錐で板を貫通させ、そこにこのファイルソーをあてがい、ねじ込みます。これが案外簡単に錐の細い穴(2ミリもないくらい)に食い込んでゆき、簡単に突き抜けました。そこからゴリゴリとやりますと面白いように穴が広がって行きます。あっという間に14ミリのボルト穴があきました。  

 せっかく作ったらすぐさま使いたくなるのが性というものです。さっそくCox TeeDee051を締め上げて動かしてみます。部屋の中なのでチョークで回る分だけですが、やはり中途半端はいけないということでしょうか、若干の爆発音を聞いただけでその後は回ってくれませんでした。でも、久しぶりに聞くCoxの爆音はやはりすごいですね。至近距離だと暴走族の車といい勝負です。  

 その後で今度はエンヤ09を引っ張り出して回そうとしたのですが、こっちはぜんぜんうんともすんともいいませんでした。  

 とりあえずこれでOS46LAが回せる状態になったわけで、いったいどのくらい馬力があってどのくらいうるさいのか確かめてやろうと思います。  


2000.11.13 
 昨日はNami君と飛ばす予定だったのですが、Nami君寝不足ダウンで、自動的にソロフライトでした。  

 気温がぐんと下がり、始動性はまだまだ大丈夫のようですが、吸気温の低下がエンジンの調子をよくしてくれているようです。APC 12×6を使用してフライトしましたが、夏場よりもトルクが出て、若干回るようになっているような感じです。  

 久しぶりに12インチのフライトを楽しみました。ぐっと抑えられた排気音、バサバサ言うプロペラの風切り音、これがドップラー効果でいい感じで聴かせてくれるのです。ぎりぎりの推力で飛んでいるその危うさはお勧めできかねますが、これはこれで別の楽しみがあります。  

 緩やかに旋回しながらじわりじわりと100mくらい高度を確保しました。そこから垂直にダイブし、速度をつけてラダーロールにチャレンジしました。モスキートモス号でラダーロールといえばTsuneさんが第一人者ですが、Tsuneさんによりますと、ムサシノ飛行会のときに島崎所長直伝ということです。私もTsuneさんにメールでご指導いただいて、文字通り曲りなりにですが、ロールするようになりました。  

 意外ながらもモスキートモス号のロールというのは豪快で回りやすいものです。ノーマル主翼で、高高度からの全開垂直ダイブで急激に引き起こし、ロールなども試しましたが少なくても空中分解は免れています。練習は必要ですが、やっぱり「くるり」と回ると思わず「にやり」としてしまいます。高度が十分なら若干ダイブしながらになりますが、連続ロールなど出来ますとまた「にやにや」です。  

 そんな激しい(自分にしては)飛びをしても飽くまで静粛なモスキートモス号に改めて惚れ惚れしていたところです。  


2000.11.8 
 5日の日曜日に、福岡から割と近くの佐賀県呼子町に出かけました。ここはイカをはじめ海産物がとても新鮮でうまいことで有名です。  

 その中でも特にお勧めなのがイカの活造りです。いつも行くのは国民宿舎「呼子ロッジ」のレストランです。今年はイカ活造り定食が2300円程度(数年前は1500円くらいだった)でなかなかお得です。おまけにあまり知られていないだけにちょっと早く行けば待たずに食べられます。  

 今年もとてつもなくおいしかったです。車で行くのでお酒が飲めないのが非常に残念ですが、数年前ここに泊まったときは飲むは食うはで極楽でしたよ。なんせイカを噛むときに「パキ」と音がするんですから。  

 さて本題はイカの空力的考察ではありません。呼子の海岸、崖の上を歩いていたとき、目の前をとんびがまさにソアリングして舞っていたのです。私の頭上3mくらいのところで距離にして10mくらいでした。  

 とんびの尾翼はデルタで、胴体取り付け部に自在ジョイントがありヨーイングは尾翼の左右回転で、ピッチングは尾翼の上下動で可能になっているようです。また主翼はぜんぜん羽ばたかせずにぴんと伸ばしたままで、時速20キロ前後で滑空していました。  

 重量は不明ですが、モスキートモス号よりちょっと大きいくらいのサイズでしたので、これなら我らがモスキートモス号でも軽量化を進めれば操縦の巧拙はあるとしても結構いけるのでは、との思いを持ちました。G型もいつか実現して飛ばしたいです。  

 それにしてもいい滑空でした。やっぱり鳥は凄いですね。  


2000.11.6 
 昨日、一昨日と1号機を飛ばしこんできました。  

 修理の結果は上々で、ほとんどトリムはセンターで大丈夫になりました。しかしプロペラの大きさをいろいろ変えるせいもあるのでしょうが、反トルクで機体が左曲がりになることもありました。まあ、あまり問題にならない量ではあります。  

 久々に11インチのプロペラで飛ばしました。木製の11×7.5でしたが、やはり非常に静かに飛びます。しかし滑走離陸は一かばちか、あまりの力のなさに非常な緊張を強いられますが、いったん上がればとても静かでいい風切り音を楽しめます。  


 塗料店からメタノールを、そしてタイニークラフトさんからひまし油を入手し、ストレート燃料を作りました。アルコール82:ひまし油18くらいの比率です。昔の燃料のようにひまし油は多くないのであまりにおいはきつくないですが独特の香りが懐かしいです。若干始動性が悪いのと、極端な大負荷時にトルクが劣ることを除けば、ゆっくりズムフライトには全く問題ありませんでした。その昔COX049でさえストレートで飛ばしたことがあるのですから、10クラスが回らないわけないだろうと思いました。  


 最近は日の出が遅く、6時半から飛ばして8時前に切り上げています。土曜に飛ばし終えて片付けていると、電動機を持った方が見えました。そしてそれから数分後に今度は、パイロン機を持った方が見えましたので皆さんに挨拶して見物させてもらいました。  

 電動の方はトラブルで飛べなかったのですが、パイロン機の方は快調に飛ばしてありました。同じ10FPとは思えない速度で、およそ130−150キロ?ではなかったかと思います。とても目が着いていきません。  

 その方は普段ジェット機を飛ばしているんだそうです。うーん、と唸った土曜日でした。  


 HW型主翼は桁間補強が終わり、次は前縁部、そして上面プランクです。かなり強度が上がってきました。これなら何とかなりそうです。ただ重量が中央翼が70g、左翼が50g、右翼が60gと左右でばらつきがあります。上面プランク、フラップ材で重さを合わせようと思います。それにしても板によって重さが違うものなのですね。  


 HW型をデザインするため、イラストレーターで平面図を作っていました。数値入力で作ったので、正確だと思いますが、とても面白い平面形になりました。近日その画像をアップしたいと思います。  


 ディーゼルエンジンを慣らしていました。確かに始動性はだんだんよくなってきていますが、やはり人間のほうが慣れないものでなかなか難しいです。まだスローもピークもしっかりしていません。もうちょっと機械、人間とも慣らしが必要です。  



2000.11.1 
 修理完了しました。  

 厳密に言えば、フィルムの端がまだしわになっている部分があったり、塩ビを塗ったりしたいのですが、とにもかくにも出来上がったわけです。  

 必ず壊す前よりもきれいに直す、と言っていましたが、正確に、という意味ではそのとおりになりました。でも見てくれは、私の性格もありますが、特にきれいとはいえません。接着剤は垂れたり盛り上がったりしてますし、透明なフィルムなので修理箇所も丸見えではあります。しかし気になる方は接着剤を研いだり、不透明なフィルムを張ってもらうこととして、とりあえず曲がりがあった胴体をまっすぐに直せたのでよかったと思っています。  

 毎度毎度、落として真っ二つになるたびに(落ちたら真っ二つといっているのではありません)「もう駄目か」と思うのですが、冗談かと思えるほど簡単に直ってくれます。やはりバルサキットはすばらしいですね。しかも直線基調のムサシノ機は万一部品を作らなくてはならなくなっても悲観することなど何もありません。唯一の曲線部分はリブだけです。  

 それにしてもオラカバというのははさみで切れてアイロン当てないとつかなくて接着すると強力、しわになったら収縮できると、実に便利な代物です。こういうカバリングフィルムというものを考えついた人は天才ではないかと思います。  

 修理記をアップするつもりですが、壊した人、これから壊す人、壊したら直せないのではと不安な人のためになるのではと思います。  


 モルフォが第2の飼い主のところに着いたようです。とりあえずこれで一安心です。  


 修理にかまけてばかりでHW型は製作が止まっています。カラーリングも実は変更したくて、クリアーパープルがいいとの子供の意見が結構気に入っていまして、下面クローム、上面クリアーパープルのツートンで行こうかと思っています。クリアのオラライトは余りますね。G型を作る時は完全クリアーで行こうと思っているのでまあ無駄にはならないと思います。  

 主翼のアスペクトレシオが3、とてもふとみじかい翼です。これと合うような尾翼のデザインを考えていますが、後退翼もテーパーもないこの太い翼の主張は激しいものがあり、目下水平尾翼のデザインに悪戦苦闘中です。後退Vテールにするか、ふとみじかい角張った尾翼にするか、レトロっぽい丸いものにするかまだ決まっていません。  

 Bryce3を持っているので、こういう時はモデリングしてあればいくらでも検討できるのですが…LIGHTWAVE3Dも大金はたいて購入した割には使いこなせてないし、Bryce3も面白がって使っていたけど最近はやってない。そう言えばAIソフトのなんとかいう景観作成ツールもあったけどこれもほとんどなし。ページメーカーも一頃ほどは使ってないという状態で、全体的にパソコンのアクティビティが落ちています。フォトショップとイラストレーターばかり使っています。  

 3Dモデリングしている間に生地完成まで行ったほうがいいですもんね。 
  


2000.10.30 
さようなら、モルフォ  

 モルフォは、売却されました。  

 駐機スペース、および次期機種開発予算を確保するため、転売することにしたのはモルフォ完成前後のころでした。  

 もちろん、非常にうまくいった機体でしたし、フライトも楽しいものなのですが、モルフォで実験したことについてはそれなりの成果を得ましたし、経験と自信もつきました。  

 寂しさはありますが、次のオーナーも大切に扱ってくれそうです。安心してお渡しすることが出来ました。  

 さてMMLとしては感傷に浸ってばかりもいられません。今回のモルフォ売却に伴ういろんな経験についてまとめてみます。  

 まず、改造機ということでオークションの紹介文を書くのがそれなりの手間でした。スタンダード機ならば「ムサシノホームページをご覧ください」でよいのでしょうが今回はそう言うことにはいかなかったわけです。しかしまあ、それも楽しい作業ではありました。  

 次に、Yahoo!オークションに出品したのですが、すぐに買い手がついてその辺の心配は必要ありませんでした。  

 落札後のお金やその他の連絡、送金などもスムーズで、特段問題はありませんでした。しかし自分の予想より大幅に早く買い手が付き、驚くと同時に荷造りの準備が遅れに遅れ、落札者の方にご迷惑をおかけしたのが失態でした。少なくとも出品と同時に箱を組み立てられる準備をしておくべきでした。  

 最大の問題は「輸送用の箱」でした。ティッシュやロールペーパーの大きなダンボールを8個ぐらいもらってきて、2個を継ぎ合わせようとしますがそれでも入らず、間に継ぎ足しを入れ、三角材を作って桁や柱にし、つぶされないように補強しました。まるで機体を組んでいるような難しさでした。それでも剛性感は万全というには若干心もとない部分もありましたが、まずつぶれないような構造にしています。  

 箱の外形寸法は1500*700*400(mm)です。とても大きくて軽い荷物になりました。  

 ここで第二の問題が発生しました。送料です。  

 一応事前に○○○運輸に電話で寸法と重量を言って料金を確認してもらったところ、「2000円」という回答でした。寸法からしてそんなに安いわけないと気づけばよかったのですが…  

 実際に持ち込んで払う段階に来るとぜんぜん違う値段になりました。クレームしてみると、このような大きな荷物の場合、「外形寸法で値段が決まる」とのこと。要するにまず寸法を重さに換算し、それ以上重かったら重さを優先して値段を決めるようです。電話応対した人は寸法を告げたにもかかわらず「重さ2キロもないくらい」というところだけで値段を調べたようです。  

 しかもこの値段表はインターネットでも掲載されておらず、営業所に行っても一般向けの値段表をくれないのです。今回のことで値段は今後のこともあるかもしれないし把握しておきたかったので、表をコピーしてもらってきました。  

 ○○○運輸に限らず、送料は実物を持ち込んで計ってもらうまでは分かりません。たとえ電話で確認しても信用できないということが分かりました。  

 今回の場合外形寸法が大きすぎるので送料が高くなりました。もし今後機体を送ることが必要なら、まず寸法を詰めることが重要です。主翼の分割構造、尾翼の取り外し、主脚の取り外しが効果的です。つまりPFW型になるということですね。  

 しかし、それでもモスキートモス号の場合、宅急便扱い(3辺合計が160cm未満)はかなり難しいかもしれませんね。  

 モルフォには最後の最後まで勉強させてもらえました。ありがとうモルフォ!そして長寿と繁栄を。 
 

2000.10.28 
 墜落してしまいました。 

 3分の1まで薄めた超薄め燃料を使用して、飛行試験をやっていました。間2回ほどエンストした他は全く不具合もなく、廃油の量も極端に少ない状態で、ピークがちょっと落ちたかな?というくらいでゆっくりズムには何ら問題なく使用できたので喜んでいました。  

 その後急に地表のからすが気になりだし、急降下して地表で急に引き起こしというのをやっていたのです。まあ、からすといえども生き物、きっとバチが当たったのでしょう。2回目の急降下のときに引き起こしがそのまま宙返りとなり、からすが退散したあとの田んぼへドスン。胴体が二つ折りになり、主翼桁間補強材の1枚が、真ん中あたり5ミリほど割れて吹き飛び、主翼フィルムが3箇所、多分プロペラで破れました。  

 見てすぐ「またここか。」いつもの場所です。トラスの先頭から5センチくらいの部分で完全に切れています。今まで何度か修理補強した場所です。  

 今回の墜落は激しかったので、これまでの補強も役には立ちませんでした。  


 HW型母機が破損したということで、AD型になるはずだった3号機をHW型として製作することにしました。  

 特にどうということをやるつもりもないのですが、胴体の主翼が載る部分を巨大翼に対応させトラスは縮小するかも?  

 それと、尾翼をまたもやVテールにし、後退角をつけて大型化するというのもカッコはよさそうです。名付けて「スワローテイル」、アゲハチョウなんてのもいいネーミングかもしれません。  

 というわけでプロポを買いに行こうかと思います。どうせAD型ではエアーボーンセットを買うつもりだったのですが、プロポ一式ともそう価格差はなく、この際40MHz帯のものもあったほうがあとあと超軽量受信機を買う時少しお得です。  

 さあ、一式作るとなれば本気ではまってHW型を作りましょう。  


 今日は来るはずだったNami君は寝坊で欠席でした。せっかく墜落するところが見れたのにね。  

 ちなみに二つ折りになった1号機も、完全に復旧させます。モスキートモス号のしぶとさを見てもらうためにも必ず元よりも奇麗に仕上げますのでご期待ください。  


 ディーゼルエンジンをブレークインしてみました。使用した燃料がよほどひまし油が入っているのでしょう、思いっきり油が垂れてきます。しかも真っ黒な廃油です。鉄ピストンに鉄シリンダーなんでしょうか。おまけにマフラープレッシャーしてたらタンクの中まで真っ黒けです。  

 ですが回ることは確認できました。このまま慣らしをきれいに仕上げ、適正ペラを使えば、モルフォくらいのものだったら飛ばすのに不自由はなさそうです。  

 それと、すごーく石油くさいです。でも、なぜかあまり嫌な感じはしません。普通の人だったら嫌なにおいかも知れませんが。  


2000.10.21 
 今日も出勤ですが、朝からフライトでした。近頃は6時くらいにならないと明るくならないですね。5時に起きて、5時半に家を出ると6時前にはもう組み立て完了していました。 

 そんなこんなしているうちにNami君から電話があり、今から来るとのことです。じゃあ飛ばして待っていようか、と飛ばしているとしばらくしてNami君が来ました。  

 とりあえず降ろして、Nami君のフライトのアシスタントをやります。今日は、サブマフラーを即席で作ってみたので、これをつけてのフライトとなりました。  

 サブマフラーは外径10mm、内径8mmのアルミパイプに3mmのピアノ線をつっこんでから出口をペンチで絞り、3mmの穴にして、同様に出口から約100mm地点、140mm地点を同じように絞って、さらに30mmくらいつぶれていない部分を付けておいて切断したやつです。  

 予定では、ペンチでつぶして楽々作業…のつもりが、肉厚1mmはかなり堅かったです。しようがないのでハンマーで叩き潰し、狭い隙間を排気がすり抜けるような格好にしました。  

絞る部分も3方向、4方向からプレスできればつぶした部分がステーになるし、加工はつぶすだけだし、軽量な素材を使えば10クラスにも充分、ゴムホースでつなぐので汎用性は大きい、とくればムサシノさんどうでしょうか?かなりの消音効果ですよ。  

 というわけでNami機にセットされたサブマフラー、パイプ径が排気ホースと合いません。このままではつながらないので、たまたま持っていたクラフトテープで継ぎ目をぐるぐる巻きにし、その上テープの両端を針金で締め上げてつなぎました。サブマフラーと排気ホースは針金で胴体にくくりつけです。  

 重心位置も調整し、いざ始動。予想通りぜんぜん静かです。私が普段使っているマジックインキ2段サブマフラーとほとんど変りません。ただよーく聴いてみると、ちょっと「ピッピッ」とになっています。多分排気出口がちょっと欠けているので、そこで鳴っているのでしょうがそれにしてもまるっきり静かです。  

 性能低下もほとんどわからず、快調なサイレントフライトを楽しみました。  

 今日もNami君は機体を壊すこともなく、エンジンもそこそこ快調で、腕も上がってきたし、1時間ちょっとでしたがいいフライトだったと思います。  


 「おかもっちゃんのホームページ」の岡本さんに習い、先日入手のメタノールで燃料を希釈して使ってみました。今までは大体2倍に薄めて使ったことはあったのですが、今日は純度の高いメタノールということでしたがとりあえず燃料4:メタノール6で薄めてみました。  

 コスモ・スカイマスター燃料はニトロ20%、オイルが何%か分かりませんが30%とすると、ニトロは8%、オイルは12%ということになります。元のオイルが20%であるなら8%となるわけですね。  

 結論から言えば「焼き付かなかった」ということですが、スローばかり使っているので当たり前ですかね。でもエンジン全開、プロペラ8*5で多分1万回転くらい、これを2,3分は連続しましたが特に問題もなかったようです。  

 しかし影響は出ました。まずニードル。ピークがはっきりでまして、それよりリッチでもリーンでも回転が落ちます。また、毎回始動毎にニードル調整が要ります。  

 次に始動性が悪化しました。ただこれはニードル甘目で始動すれば結構なんとかなったような気がします。  

 廃油の量はさすがに減りました。しかし掃除をしないでもよいというほどではなかったです。  

 今度はもう少し減らしてみようかと思います。  

 ただオイルの質、量はエンジンの寿命や性能に直結しますので、安易な変造は禁物です>自分 (^^;) 
  



2000.10.19  
 今日は、メタノールを入手しました。  

 塗料店に問い合わせて、メタノール100%に近いものを取り寄せて欲しいと頼んでいたのですが、すぐに入荷したようです。  

 メタノール99.3%とのことです。これで洗浄から燃料まで大丈夫でしょう。あとはひまし油があればストレート燃料を作ることが出来ます。  

 ひまし油は薬局で入手できるかな?  


 またまた酔っ払って寝ていたので、HW型の製作が滞っています。お酒も程ほどにしなくては…と思っていてもそうはいかないのが悲しいところです。  

 昨日は福岡の屋台、なかでも私はここがベストと思うところに行きました。キムチチャーハン(こってり)、皿うどん(この世のものとも…)、ラーメン(引き締まった、とんこつ)、やきとり、等などつまみながら焼酎をぐいぐいぐいぐいぐいぐいとお湯割で5,6杯だったでしょうか。もちろんビールもですが。やっぱり焼酎は効きますね。  


 PFW型に使用する分解の仕掛けをいろいろと考えています。工業的には製造できるんでしょうが、アマチュアの手仕事なもんでどうしたものかといろいろ思案しています。まあ、シンプルなのが一番作りやすくてトラブルも少ないでしょう。主翼も尾翼も分割で、胴体も2分割なんて、箱に入れてどこへでも持っていけるのが最高です。もちろん周囲の迷惑にならないところというのが絶対条件ですが。  


 新たな構造のサブマフラーを考案しています。消音効果はこれまでのものとほぼ同じ、性能低下もほぼ同じ、しかし製作がめちゃくちゃ簡単という、そんな考案です。今度の土曜にNami機につけてもらって効果を見てみたいです。  


2000.10.17 
 モスキートモス号の主翼はとてもオーソドックスな構造で、強度的にも十分なものを持っています。オールラウンドプレイヤーとしての性格をあたえられているわけで、これをさらに改良するのは非常に難しいと思います。あとは、特定用途用に特化し、他の性能を犠牲にするしかないような気がします。  

 例えばモルフォ主翼では加工コスト、剛性、耐衝撃性が大きくスポイルされています。それと引き換えに若干の軽量化とフラップの面積拡大を得たのです。HW型は加工コスト、剛性、耐衝撃性、おまけに重量を犠牲にして面積を2倍に拡大しようとしているのです。  

 完成された機体。いろいろといじるほどに様々な意味においてそれが思い知らされます。性能、強度、作りやすさ、コスト…  


2000.10.16 
 先週はまるきり作業が進みませんでした。しかしとりあえずモルフォの計画が完了したということで現在は気分的にも一区切りついたというところです。  

 巨大主翼の件ですが、昨日夜、肉抜き部分のサンディングを完成しました。結構いい出来で、またまたリブを並べてはニヤニヤ…。我ながら変です。鉄工に使用するような小型の棒ヤスリセットで平ヤスリと甲丸ヤスリを使用して均しました。案外ときれいに仕上がりました。その後サンドペーパー##100でサンディングして完成です。  

 予定では今週中にプランクぐらいはできるようにしたいところです。部材の加工はあとは桁、プランクはそう難しいものでもないはずですし、面倒と言えばリブキャップ材くらいでしょうか(数が多い)。あと、プランク材で主翼中央部分のものを勘定するのを忘れていて、またまたバルサを買い足さないといけないようです。  

 それと、この前の上反角事件以来、主翼接合部での上反角決定をより正確に簡単に行う方法を考案しています。今度の製作で早速試しますが、うまくいけば中央/左右翼を接合する方法のスタンダードになるのでは、と思います。(誰かが同じことを既にやっていれば別ですが)  

 これ用にオラライトを買ってきました。本当はこれまでと同じクリアイエローを予定していたのですが店になくて、思案の結果翼上面はクローム、下面はクリアーというかなり変則的な配色となりました。全面クロームでも良かったんですが、やっぱり肉抜きリブ組み翼の幾何学的な美しさはどうしても見えるようにしたかったのです。  


 土曜日にエンヤ06を入手しました。とても不思議な造形です。こんなクラシカルなエンジンが日本でまだ手に入るとは。同じエンヤでも09とはまったく感じが違います。  

 アイエムのテストベンチも仕入れました。これで仮眠していた46LAや、オークションで買ったままの09BBTV、06Dなどを試運転することができるはずです。  

 もし06Dが出力が十分なら、PFW型のエンジンとして使えないかと思っています。始動用具が燃料だけというのも好適ですし、なにより低回転でのトルクが大きいということであれば、10インチで6000rpmも回せれば十分ですし、8インチでも8000rpmも回れば十分だろうと思います。飛ばすというだけなら8インチ5000rpmでも多分いけるでしょう。  


 Nami君と寒さに震えながら土曜の早朝に飛ばしました。Nami君の上達には目を見張ります。さすが電動カーで慣らしただけはあります。  

 相変わらず離陸は苦手のようで、それに加えて尾輪がくるくる回る仕様なのでへたをするとあらぬ方向へ突っ走ってしまいます。手投げの練習をしてもらわなくては。  

 最後に飛ばしたとき、ランデブー飛行となりました。赤と黄色の2機が高い空を自在に舞っているさまはなかなか感動的でした。  


 おかもっちゃんのホームページ(リンクさせて頂いてます)にも書いてありますが、低オイル燃料が脚光を浴びていますが、現行の燃料をアルコールで薄めて使用するということをされています。  

 実は私もこっそりテストしていたのですが、案外と不具合は出ず、若干始動性が悪くなったような気がするくらいです。  

 私のやり方は、燃料を薬局で買ってきたコーヒーサイホン用のアルコールで50%くらいに薄めるだけです。このアルコールはメタノール75%くらい、エタノール25%くらいで、純粋なメタノールではありません。古い「モデルエンジンガイドブック」には、エタノールを使わない理由が書いてあったと思いますので、調べてみようと思いますが、別段問題は出ていません。  

 ニードルもかなり絞り込みますし、ピークでもかなり回しました。すくなくとも焼きつき等はないようです。しかしあまりお勧めできるものでもないし、ちょっとどうかなという気がしてはいます。ですが確かにオイル付着はぜんぜん少ないです。  

 まあ、もともと低回転しか使わないのでいいかな?という感じで試してみました。本格的な低オイル燃料が安価で入手できるようになればいいですね。  



2000.10.12 
いつもMMLの原稿を書きながら思うのですが、どうしてこう突拍子もない事を考えて、事もあろうに多数の目に曝すのだろうかと。  

 昔から面白いことを考えてみんなに言って回って、面白がってもらっては得意になっている。そんな子供だった自分はおじさんになってもやっぱりそういう癖が抜けきれないもののようです。読んでいる皆さんは面白がって頂けているのでしょうか。「またあれが、アホな事を考えついたようだ」というのでもいいんです、楽しんで頂ければ。  

 そう言えば昔、会社の野球部の宴会合宿でみんなで暴れていた時(いい年こいた大人ばかりなのに)鼓膜が破れたことがあったんです。鼓膜を破るのは何度も経験があり、「またやった」という感じで、あとは乱闘には入らないようにしていたんです。そしたらその後で酔った上司から「コラ徳安歌わんかい!」と凄まれ、「押忍!」と歌い出したまではよかったものの自分の声も、カラオケの曲もまるで聞き取れなくなっていました。当然、ものすごい音痴でとても聴くに耐えないものになりました。  

 やはりもう一人、鼓膜が破れなくても聴くに耐えない先輩が飛び入りでデュエットとなり、会場は阿鼻叫喚の地獄絵図と化しました。上司も、同僚も、一人残らず床に転倒し、「や、やめれ〜」と笑い転げながら楽しんで頂けたのです(少なくとも自分にはそう見えた)。  

 そのありさまをなんとなく醒めて見ながら、「こんなに受けるなら時々鼓膜も破けていいなあ」と、そんな事を考えていました。  

 MMLは笑って頂くだけではよろしくないので、そこのところがいろいろと難しいところでもあり、やり甲斐のあるところでもあります。L型の記事を書きながら、こんな事を思い出したりしていました。  

 今後ともMMLのクリエイトする新しい笑いに御注目下さい(?_?) 
 



 2000.10.9 
 Nami君の初飛行に付き合ってきましたが一応成功でした。詳しくはムサシノ掲示板にあります。 


 モルフォにカッティングシートのステッカーを貼る話ですが、今日、左翼に”Morpho”と文字を入れました。まあまあ奇麗に出来たのですが、一部しわになりました。普通のカッティングシートはドライヤーで縮んだような気がするのですが、メッキの奴は無理じゃないかな…ざんねん。 


 オークションでいろいろとしいれています。今週はエンジンを入手しました。10FPがこれで現行機のやつとあわせて2台になります。テストベンチを作り、クランクシャフトやスリーブを改造して低速エンジンに出来ないか、やってみたいところです。 


 それはそうと、オークションでCOXが馬鹿高くなっています。古いCOXを眠らせている方、捨てる前にオークションです!  



2000.10.6 
 ここ数日業務が多忙を極め、念願のリブ切り出しには未着手のままです。やっと型紙をラフに切り抜いた段階で、あとはこれをバルサに張って、カッターで切る作業が必要です。  

 リブは縦横に2倍に拡大したので、厚みは変わらないので体積が4倍になっているわけです。これはつまり材料が単純計算で4倍になっているということであり、下手をすると重量も4倍になりかねないということですね。強度との兼ね合いもありますが、軽量化には気を使わないといけないようです。 



 明日は土曜日。SL型”モルフォ”の最終調整になるはずです。さてどれほどの動力飛行時低速性能を発揮してくれるか楽しみです。あわせて、Nami君の初飛行となるはずで、こちらも楽しみです。天気がよければいいのですが… 


最近モスキートモスにダクトファンを付けるとどうなるか、とか後退翼にしたらどうだろうか、とかいろいろと取りとめのないことを考えています。で、黙って考えてりゃいいのにいちいちここに書き込みますもんで、引っ込みもつかなくなるわけですね。それを楽しんでいるという説もありますが…。 


モルフォに、ステッカーを貼ろうと思い、作っています。左翼には”Morpho”の文字、右翼にはのシルエットです。銀のカッティングシートを切り出して作っています。型紙はイラストレータでデザインし、レーザープリンタで印刷したものです。便利になったものです。 


2000.10.4 
 K君(Nami)の初飛行は土曜になりそうです。風が吹かず雨も降らなければいいのですが。ある程度明るいほうがビデオもきれいに写るでしょう。 


 46LAエンジンはまだ回しもしてないし、テストベンチにも取り付けていません。テストベンチが049くらいまでで限界のような華奢なやつなので、再構築しないとテストできそうにありません。アイエムのテストベンチ(金具)が確か2,300円くらいだったのでかっておけばよかったなと思っています。そうすればいまだに火の入っていないエンヤ09BBTVも確かめられるのですが。それと、スピンナーナットを買ってくるのを忘れています。 


 HW型のリブを、コピー機でモスキートモス号の実物リブを拡大して描いてみました。その結果、コード45センチ翼厚5センチのお化けリブが出来ました。これだとA3版でも紙の対角線でやっと入りきるくらいの超大型です。飛ぶ飛ばないはやってみればすぐわかりますが、さてこれをどうやれば2次的目的の「かわいい主翼」になるか思案しているところです。とりあえずリブきりだしにはまだ着手できていません。昨日は泥酔して失神していたもので(^^;;;  


 ある方から、クランシーエイビエイションのホームページを教えていただきました。ここはレイジービーを作っている会社です。私自身も詳しく知らなかったのですが、049から4スト26まで対応できるというすごく懐の深い飛行機のようです。実際の飛行も凄いSTOL性と操縦性を持っているようです。今からHW型の完成が待ち遠しいです。有難うございました>ある方 


 HW型の開発コード「バケモス」にしてます 
(^^;  



2000.9.30 
 今日は業務で出勤です。出勤のついでにS店により、ついに!OS46LAを買ってきました。六千二百円也でした。  

 46エンジンが6200円とはお安くなったものですね。昔の感覚からいくとこの分野のコストダウンはすごいものがあると思います。機体も20年前と比べ、どれだけ割安になったことか。プロポなど比較にならないほどですよね。  

 さてこの46エンジン、用途はもちろんアレです。本当に自分に飛ばせるのかとか、空中分解しないかとか、音は大丈夫かとかいろいろと心配はあります。しかし全開全速で飛ばすわけではもちろんないわけで、あまり心配はしていません。むしろ、「飛ぶけど別に普通の飛び方しか出来ない」という方が恐ろしいですね。 



 Coxエンジンが入手難になっているようです。いったいどうなっているのか分りません。この前まであったと思っていたのですが。オークションではとんでもない高値が付いているようです。  

 やっとの思いで、中古ですが、オークションで1基の02を確保しました。01は新品2基持っているのですが、これこそ製造中止から長いので回すこともなんだか憚られます。いずれにせよ、これでM型計画は頓挫せずにすみました(作者の根性が続かない等の理由は別として)。 



 急にディーゼルエンジンがほしくなり、エンヤ06Dを発注してます。プラグヒートが要らないというのは大変魅力的ですし、トルクも期待できそうですね。それになんといっても、エンヤの049,06,08,10というシリーズはまったくもってクラシカルな外観が、とても現行エンジンとは思えず、しびれます。エンヤ10はまだ製造されているのでしょうか。  


2000.9.27 
 昨日福岡の電子部品ショップに行き、面白そうなツールを買ってきました。 
 まず、ピンセット。別に普通ですが、先が針のように鋭いやつで、これで水糸リンケージもらくらく出来ました。800円くらい。 
 次に、手術用の鉗子のような道具で、握りの部分にラチェットがついていてロックできます。これを使って水糸を引っ張りながらニューム管をかしめることが出来、ちょうどよい張りになりました。これも800円くらい。 
 最後に、ダイス・タップのセットです。これはずっと前から欲しかったんですがなかなか高くて買えなかったんですが、お安いのがあり、購入しました。1500円くらいでした。質はそれなりだろうと思いますが、あまりすごいことをやるわけでもないのでいいかと思います。スピンナーナットが大きなプロペラをつけて何度も締め込むとねじがなめてくるのですが、これをタップで修正できると思います。 
 道具もいろいろとそろえると楽しいもんです。そういえばこの間オルファのロータリーカッターも買いましたし、次は糸鋸なんか欲しいですね。糸鋸盤も欲しいんですが、置くところがありません。 



2000.9.26 
 先般モスキートモス号を買った友人が、「エンジンをかけてくれ」ということで連絡があり、24日に早朝からテストをしてきました。 
 エンジンはOS10LAで、新製品ということもありどんなものかなと思っていました。 
 まず、クランクした感じはFPとの違いはよく分かりません。少々硬いのもFPの新品とあまり変わりなかったと思います。実は、自分のFPをはじめてクランクしたとき、上死点で物凄く固かったので故障に違いないと思った経験がありました。結局かかるとすぐにスムーズになりました。 
 で、手動で始動しようとしていましたが結局かけきらずに、スターターに頼ることにしました。 
 かかってしまえばやっぱりFPと別に変わったところも分からず、音も同じようなもの、回転計で測っているわけでもないので性能もおなじようなもの、と特に困るところもなく慣らしを行いました。 
 ただ一つ、ニードルだけはモスキートモス号では手が入りにくくなっていて、不便に思いましたがこれも慣れの問題かもしれません。 
 調子よく回るようになり、パイロットも腕がついてきたらまたまた12インチなどのとんでもないペラをまわすようそそのかそうと思います。 

2000.9.21 
  先にも書いたのですが、先日飛行を見物に来た友人が先週の週末にモスキートモス号を買ってきて、もう生地完成まで来ているのだそうです。 

 「バルサキットは難しい」と言いながらも、たった数日で作り上げるとは。近日中に初飛行という事になりそうです。 



 モルフォのラダー舵角が少ないので、プロポのトラベリングアジャストで120%などに上げては見たものの、今度はエレベータとのミキシングで不自然なことになっています。もともとエレボンミキシングを使用していたのですが、これは勝手にエルロン方向の舵角を30%くらいにする機能があったのです。おそらくその影響で、もう少し舵角が欲しいところです。  

 これを解決するには大型サーボホーンを使用して舵角そのものを大きくしないといけません。  

 なお蛇足ですが、Vテール・ラダー機を右スティック(エルロン)で操縦するには、ミキシングをエレボン(デルタ)にし、左右のサーボを逆にするだけで大丈夫です。 



 TORIIさんの1/2モスキートモス号や、1/3モスキートモス号についての取材を申し込んでいます。もう少ししたらTORIIさんの素晴らしい、苦労が詰まっている機体の詳細をお伝え出来ると思います。 


2000.9.15 
 以前から近日公開の情報として、超小型電動モスキートモス号の製作者の方にインタビューを申し込んでいる話題を書き込んでいましたが、ついに飛行に成功との連絡を本日受けました。その方とは、バーチャルインタビューでもお世話になった、TORIIさんです。 

 詳細な記事は追ってお知らせ出来ると思いますが、飛行及び機体の写真を第一報としてお伝えします。また、メールの内容を要約します。  


  • 本機は、モスキートモス号の完全50%縮小スケールを目指して製作された。
  • 全備重量は150gを下回る。
  • 電源は7.2V110mAhバッテリー。
  • 航続時間は、4分。
  • 安定性、低速低空飛行も申し分ない。
  • インドアフライトも可能と思われる。

 TORIIさんによりますと、「結果から言うと『大成功』ではないでしょうか。十分満足がいくモスキートモスらしい飛行でした。堂々と完成飛行といえます。」との弁でした。  

 TORIIさんテスト成功おめでとうございます。MMLではこの50%モスキートモス号の更なる取材を予定しています。

 
まるで幻のように飛ぶ、50%モスキートモス号 

 
クリックすると若干拡大されます。  

 
製作者のTORIIさんです。嬉しそうですね。


2000.9.14 
 このところ電動小型〜超小型モスキートモス号の製作に、いろいろな方が挑戦されている、または完成させているという情報が入ってきています。そのうちの御一方についてはお知らせで書いているとおり、もうすぐ取材できそうな状況です。他の方々については連絡が可能であれば取材を申し込みたいところです。  

 ところで、なぜ今電動超小型モスキートモス号なのか?  

 多分モスキートモス号を皆さんお好きなんだろうと思いますが、その上にモスキートモス号であればとにかく何とか飛ぶのでは、という気にさせてくれるものがあるのではないかなと思います。  

 そんな皆さんの興味とチャレンジングスピリットのサポートが出来ればと思います。  

 そういえば今月号のラジコン技術には超小型機の特集がありました。モスキートモス号が超小型機の一つのトレンドになれば面白いと思います。  


2000.9.13 
 先週の土曜日ですが、モスキートモス号SL型”モルフォ”の試験飛行を行った際に、友人を呼び(朝5時半集合!)、モスキートモス号の飛行をデモしました。  

 その友人は電動カーを数年前までやっていた人で、基本的なラジコンの勘はあります。どうも急に飛行機をはじめたくなったようで、見せてくれとのメールを受けていました。  

 モルフォについては報告に書いたように、エンジンが止まりやすくて不調ではありましたが、1号機は至って快調に飛行しました。飛行中、安全高度が確保できたところで、プロポを渡します「はい操縦!」  

 ちょっと戸惑いながらも何とか飛ばします。「はい右、はい中立」「エレベータをアップして」いちおう指導つきですが落とさずに飛ばしました。最後には宙返りで締めくくりでした。  

 その友人から昨日またメールがきました。今度の日曜にモスキートモス号を買ってくるのだそうです。  

 また仲間が増えそうです。サブマフラーも作らせないといけません。それと機体にBB弾の銃など取り付けないように指導しないといけません。 
 

戻る inserted by FC2 system