the

Mosquito

Moth

Laboratory

 

バーチャルインタビュー  2001/12/28

バーチャルインタビューは、モスキートモス号ファンの方々にメールでアンケートをお願いし、それを元に対談形式に再構成したものです。インタビューに応じてくださった方の校閲を経て公開しており、脚色等は行っておりません。

今回のお客様:つづきさん

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タッチアンドゴーに感動

MML:2001年最後のバーチャルインタビューはつづきさんです。ムサシノ掲示板でもアクティブにご活躍中です。今日はどうぞよろしくお願いします。 
 早速ですがつづきさんのラジコン歴、飛行機歴はかなりおありのようですね。 

つづき:25年前にほんの少しやって、約6年前に再開しました。ムサシノ機を中心に20機ぐらい作りましたが、現在はプレイリー号、ホープ26、パストラルとモスキートモス号を飛ばしています。 

MML:さて、たくさんのムサシノ機の中からモスキートモス号も選ばれたわけですが、そのいきさつはどういったものだったのでしょうか。 

つづき:ムサシノ製ビデオ「鳥シリーズの飛行」の中には、モスキートモス号が登場するタッチアンドゴーのシーンがあります。それを見て、そのふんわりとしたフライトぶりに感動しました。そこで、ぜひ自分も同じようにやってみたいと思い、この機体を選びました。 

MML:なるほど、私もあのビデオを先日見て、大変驚きました。そのゆっくりした飛びのスピードもですが、文字通り無駄も無理もない、自由自在な優雅な飛行は館林さんと島崎さんの熟練の片鱗をうかがう思いでした。 
 つづきさんはムサシノ機を何機も楽しまれていますが、モスキートモス号のフライトでどこが面白いと思いますか? 

低速性能はベストです

つづき:やはり超低速低空飛行が安心して楽しめるところです。もちろんムサシノ機の中でも低速飛行性能はベストだと思います。 

MML:そうですね。何の不安もなくあんな速度で超低空飛行ができるわけですから… 

つづき:飛ばし方は高度約1−2mで、コースは自分の前方1−2mが目標です。左右の距離は200mぐらいですので、障害物のない広い場所が必要です。遠方でターンしたモスキートモス号が低高度のままゆっくりとこちらの方向に向かって飛んで来て、すぐ目の前をフワーッと通り過ぎていくところがなんべんやってみても楽しいのです。もともとラジコンを始める前から、決してスタントではなくスローフライトをやりたかったものですから…。 

MML:よく分かります。あのなんともいえないゆっくりと滑るように飛ぶさまは感動的ですらあると思います。 
 逆にモスキートモス号のフライトで面白くないところは? 

つづき:風にあおられるところです。もう風の強いときは飛ばさないようにしています。無理して飛ばしても楽しくありませんし、モスキートモス号がかわいそうな気がします。 

MML:確かに風にあおられると横にサーっとさらわれてしまいます。でも向かい風ならかなり安定します。精神的に疲れますが。 
 製作の方ですが、モスキートモス号は難しいところはありましたか? 

つづき:胴体断面が、四角から三角に変わる所です。 

MML:あの部分はほとんどの方がそうおっしゃいます。次にMMLでモスキートモス号を作るときはこの部分だけは詳しく正確にできる作り方を解説したいですね。 

つづき:しかし難しいからこそ工作が面白いというのは本当です。上手くできたときの満足感が大きいからです。もっとも余り難しいキットでは、途中で挫折してしまって完成させることができませんが、ムサシノ製キットを作るのは私にとって大変楽しいことです。 

MML:話はフライトに戻りますが、こんなフライトが面白い、というものはあります 
か? 

つづき:先ほども言いましたように、自分の近くをフワフワと飛ばしているだけでも充分楽しいのですが、それに飽きたら今度は逆に点になる位高く上げるというのも面白いですね。 

MML:やはり、そうですね。私も同じです。近くでは繊細さを、遠くでは力強さを感じます。たよりなさげで、たよりになる感じがします。 
 モスキートモス号に手を入れて改良したことはありますか? 

つづき:あります。ラダー連動尾輪にしました。タキシングが自由自在にでき、グランドループに入らないのです。 

MML:尾輪式はいいですね。私のモスキートモス号もノーズへビーで困っていますが、尾輪を取り付けてやろうかな? 
 さてモスキートモス号を壊したことはありますか? 

つづき:ありません。先にプレイリー号で2年間練習したからかな? 

大変な名機です

MML:それは素晴らしいですね。いつも安全で確実な飛行をお楽しみということでしょう。安全第一のフライトはラジコン愛好家の誇りだと思います。 
 さて、つづきさんは一口で言うとモスキートモス号のどこがお好きですか? 

つづき:空気の上にふんわりと浮かんで飛ぶ姿です。 

MML:本当に不思議なくらいふんわりと飛びますね。癒し系という表現が適当か分かりませんが、少なくとも私はこれと戯れることで大いに癒されています。ペットみたいです。 
 ではこれからモスキートモス号を作ろう、飛ばそうという方に、モスキートモス号の先輩として励ましのメッセージをお願いします。 

つづき:スーパースローフライト機をぜひ体験してみてください。これは大変な名機だと思います。 

MML:今日はどうもありがとうございました。これからも安全に優雅にお楽しみください。 

つづき:MMLこれからも楽しみにしています。 
 

 
つづきさんの愛機。気持ちよさそうですね。
 
 
つづきさんのモスキートモス号の仕様
エンジン OS10FP、MK9×4、IM50cc
プロポ サンワ・バンガードFM、SM555、100mAh
重量 760g
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