the

Mosquito

Moth

Laboratory

 

バーチャルインタビュー  2000/9/11

バーチャルインタビューは、モスキートモス号ファンの方々にメールでアンケートをお願いし、それを元に対談形式に再構成したものです。インタビューに応じてくださった方の校閲を経て公開しており、脚色等は行っておりません。

今回のお客様:たかちゃんさん

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飛びに感激

MML:今回のバーチャルインタビューはたかちゃんさんです。たかちゃんさんは以前よりUコンの方をされていてラジコンは3ヶ月ということですが、今が一番楽しい時なのではないでしょうか。たかちゃんさん、今日はよろしくお願いします。 
 モスキートモス号のほかにはどんな機体を楽しまれているのでしょうか? 

たかちゃん:プレイリー(ムサシノ)、エルロン・チップ(ムサシノ)、ユニオン室内機を改造した室外?機、スカイ・ウォーク(ムサシノ)、センチュリオン?(ユニオン)、その他Uコン機は大小17機位あります。 
 
MML:エルロンチップ号とはこれはまたすごい機体ですね。どこから入手されたのですか? 

たかちゃん:エルロンチップ号はUコン仲間の友人の1人にRCも楽しんでる方がいて、いろいろご指導いただいたついでに、これ練習用に製作しなさいって貴重なコレクション?(実はこの方Uコン界では有名な地上げ屋(コレクター?)でU/C,R/C機共に相当数のキットを押し入れ一杯に持ってるそうな?)から頂きました。 
 いま、考えるとキットはそのままにしておいて、コピーで作れば良かったとか後悔してますが仕上がりを見て、折角分けて上げたキットをしっかり製作してもらうのはうれしい・・と誉められました。モスとは違った意味で素晴らしい機体です。 
 あまりの感動に仲間のTORIIさん、なかちゃんにはお世話になってるお礼と生地完成状態まで仕上げた改良型エルロンチップ号をプレゼントしました。 
 近い内にモスキート&エルロンチップの各3機編隊飛行が実現出来そうです。 

MML:今はもう手に入らない機体を飛ばせるなんて格別な感慨があるでしょうね。特にムサシノ好きな私にはとてもうらやましいです。 

たかちゃん:ちなみにスカイエコー号も頂いてますのでその内に製作します。 
 
MML:ところでモスキートモス号ですが、入手されたのはいつですか? 
 
たかちゃん:2000年6月24日です。TORIIさんが飛ばしてるのを見て、あのゆっくりした飛行に感激、その日のうちに購入しました。 

余裕の飛行練習

MML:なるほど。初めてラジコン飛行機を見るならまだしも、他の飛行機を見た上でモスキートモス号の飛行を見ればそれは驚いてしまうのも無理もない話ですね。私は飛んでいるモスキートモス号を見たことはムサシノホームページの動画だけでした。 
 さてその感激の低速飛行ですが、実際に飛ばしてみてよかったのはどんなところがありますか? 

たかちゃん:ゆっくりした飛行で低空の練習では舵の切れ具合や飛行機の挙動が良くわかり、速めの速度でも飛んで背面まで出来る性能の良さかな? 
 最初に作ったのがプレイリー号でしたが、ブ〜ンガッシャンばっかりでしたが、モスはいきなり単独飛行OKで、離陸、旋回、着陸を余裕を持って練習出来て着陸進入も速度も遅くから速くまで自在に出来てRC初めての私には人間にもやさしい飛行機でRC飛行機にのめり込ませてくれました。 

MML:そうですか。やはりモスキートモス号は格段にゆっくり飛べるので、入門者にもやさしい機体だと言えるのではないかと思います。 
 さてキットを買われてその後は当然製作となるわけですが、モスキートモス号の製作でどこか難しかったところはありますか? 

たかちゃん:主翼が大きいので製作室(小屋)をはみ出てフイルム貼りは特に大変でした。胴体ではトラス組では瞬間が使いにくいのとトラス部分と前部胴体の合体は大きいだけに苦労したかな? 

楽しい機体です

MML:あの主翼はやはりある程度の広さがないと、人間が翼の周りをくるくると回って作業しないといけないので大変と言えば大変でしょうか。またトラスと胴体の継ぎ目はやっぱりみなさん一番難しいと言われます。作業そのものが難しいと言うよりも正確に作ることが神経を要します。ここを簡単に正確に作る工法があればいいんでしょうね。 
 さて話はまたフライトに戻りますが、こんなフライトが面白い、というものはありますか? 

たかちゃん:飛ばしてる広場にサッカーゴールが倒して置いてあるのですが、そこを調子の良い日に2度くぐり抜けました。面白いと言うよりは恐怖?以来何故か出来ませんが、TORIIさんが缶蹴りしようってどうやるんだろう??ちなみにパストラルでゴールくぐりしたらカーンといい音しました(^^;;;;;; 

MML:倒しておいてあるゴールをくぐるとはなんという勇気と言うか無茶と言うか、あ、すいません。うまいというべきでしたね。 
 それと缶けりですが、前にインタビューお願いしたTsuneさんの記事にありますが、空き缶をメインギアで倒すんだそうです。タッチアンドゴーのすごく正確なものでしょう。 
 モスキートモス号は改造しやすい機体なんですが、どこか手を入れたところはありますか? 

たかちゃん:無いです。参考までに、過去2機作った友人がモスの場合、翼端失速が大きいので外側の翼をテーパーにするといいと言ってました。現在、その方は絹貼りまで終わってるのですが製作中断中だそうで、完成したら画像送ります。 

MML:翼端失速ですが、実験のページに書いているヴォルテックスジェネレータを装備するとまあそれなりに改善できるようです。単なるテーパーだと却って翼端失速が出やすくなりそうですが、おそらくその方はスカイカンガルー号方式で、テーパーと同時にねじり下げをつけるようにされてるのではないかと思います。 
 たかちゃんさんは、モスキートモス号を壊したりされたことはありますか? 

たかちゃん:ハッハハ!!沢山あります・・・! 
まず、低空気味に飛ばしてたらバキ・・あら?そんな所に木があったの?それで木から降ろす時に尾翼の付け根(胴体)をボキ・・・ 
 次は風の強い日に怖いので着陸・・グランドの上でラダーが・・・度重なる乱暴な操縦で某マイクロサーボ(赤い奴)のギヤーが欠けて引っかかった為らしく派手に墜落。胴体はさっきのと同じところが折れ、主翼は数箇所前縁が折れました。 

MML:メカトラブルは痛いですね。どうやって直しましたか? 

たかちゃん:胴体はそのままエポキシで再接着、2度目には補強でベニヤの三角材を入れました。主翼は一部フイルムを剥がして凹みを修正して瞬間を流し込んで大きめにフイルム貼り直してOK。胴体の継ぎ目部分は木目の方向を変えて製作した方がいいですね。3mmの板で補強しました。この時、強度が極端に変わらないように後方は長い円形?にカットした補強板です。 

MML:そうですか。でもまあ折れても折れてもつながる胴体はなかなかすごいと思うんですが、私の場合何度か二つ折りになった後は何度落ちても折れなくなりました。あらかじめエポキシで板を貼り付けて補強しておいたほうがいいのかもしれませんね。 
 たかちゃんさんは全体的に言って、モスキートモス号のどこが好きですか? 

たかちゃん:ユニークは胴体スタイルかな?珍しいトラス構造も好きです。 

MML:それでは最後になりましたが、これからモスキートモス号を作ろう、飛ばそうという方に励ましのメッセージをお願いします。 

たかちゃん:まだまだ初心者なので豪語出来ませんが、もしかしたらモスキートモスに始まりモスキートモスに終わるRC飛行機人生になりそうな楽しい機体です。 

MML:お気に入りのモスキートモス号をこれからも大事に飛ばしてあげてください。今日はどうもありがとうございました。

 
たかちゃんさんの愛機。デザインがきれいです。 

 
ゴールくぐりに挑戦するたかちゃんさん 
 

 
 
たかちゃんさんのモスキートモス号の仕様
エンジン OS-FP10RN
プロポ 三和の古〜い年季物?
受信機 R-500
サーボ JR NES341
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