the

Mosquito

Moth

Laboratory

 

バーチャルインタビュー  2000/07/17

バーチャルインタビューは、モスキートモス号ファンの方々にメールでアンケートをお願いし、それを元に対談形式に再構成したものです。インタビューに応じてくださった方の校閲を経て公開しており、脚色等は行っておりません。

今回のお客様:おかもとさん

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評判の飛行機

MML:久しぶりのバーチャルインタビューとなりました。今回のお客様はおかもとさんです。おかもとさんには私がラジコンを再開するに当たって、ムサシノ掲示板で大変お世話になりました。今日はひとつよろしくお願いします。 

 おかもとさんはラジコン歴2年と3ヶ月とのことですね。プレイリー号での単独初飛行成功の記事はムサシノからも読ませていただきました。とても感動的でした。 

 現在はモスキートモス号の他にどのような機体を楽しまれているのですか? 

おかもと:プレイリー号(編注:ムサシノ機)、オーラムスポーツEX、ビートオン63、サーカス25、G−202です。 

MML:スタント、アクロ機もありますね。飛行機を存分に楽しまれていると思います。 

 さて、モスキートモス号のことですが、入手されたのはいつ頃ですか? 

おかもと:今年の4月です。ムサシノ模型のHPや、貴HPなどで非常に良い評判でしたので、これは一度飛ばさないといけないと思い購入しました。 

MML:そうですか。4月とはつい最近ですね。私のホームページもご参考になさったとのことで有難うございます。当然まだ所有されているのですね? 

おかもと:ハイもちろんです。 

なんといっても超低速

MML:写真を頂いていますが、とてもきれいな色です。それにVテールがカッコイイですね。これについては後でお聞きします。 

 さて以前から気になっていたというモスキートモス号ですが、実際に飛ばしてどうでしたか。どういうところが面白かったでしょうか? 
  

おかもと:良かったのは何といっても超低速フライトが可能なことです。せまい空域でも自分の狙ったコースを思い通りに飛ばせるところでしょう。集まってきたトンビと一緒に上空を旋回させたり、定番ですがタッチアンドゴーも面白いです。 

MML:そうですね。エンジン機なのにこんなスローフライトを狙うというのは凄いことかなと思います。カラスや大型の鳥といっしょに飛び回るというのは経験がありますが、トンビと飛ぶのはまだやったことがないです。面白そうですね。タッチアンドゴーもとてもスロースピードで優雅な緊張感とでも言いますか、タッチアンドゴーでも楽しいですね。逆に面白くなかったところはありますか? 

おかもと:少々風に弱いところでしょうか。しかし、これはイコール軽いということですからしかたないですね。 

MML:そうですね。私も8時以降に飛ばすことはほとんどありません。いつも無風の早朝ばかりです。時々早朝でも風の強いときもありますが、本当は飛ばすのをやめた方がいいのでしょうがガマン出来ずに飛ばしてしまいます。 

 ところで製作の方はホームページでも記事になっていましたね。作っていて難しかったところはありますか? 

おかもと:胴体のトラス部は、下手につくると歪みや反りが出る可能性が大です。その次は、トラス胴と胴体前部の接着です。 

MML:そうですね。トラスは最初が肝心のようです。最初のバルサ組みが反らずに作れればトラス材は「糊付け]みたいなもので、組むときに力がかからないので割と安心して作れます。やっぱり定板と待ち針で狂わないように組む必要がありそうです。 

 おかもとさんの機体はVテールになっていましたね? 

おかもと:初めてのモスから尾翼をVテールに改造しました。V尾翼は、カッコイイので自分では成功だと思います。ラダーロールも可能です。 

MML:私もVテールは経験がありますが、スマートな飛行姿はこたえられません。もう一回作りたいくらい、というより今改良しているHW型がVテールになるんですが、こっちはものすごく巨大なVテールになります。 

 おかもとさんは、まだモスキートモス号を壊したことはないですね? 

おかもと:フレアーをガンガン掛けても失速せず速度が一気に落ちてくれるので、着陸時に石を跳ねて損傷することもないし、壊れる気がしません。まだ、傷一つありませんよ。 

真の癒し系フライト

MML:なるほど。私はこれ(モスキートモス号)ばっかりなんですが、こんなに失速の遅い機体も少ないのではと思います。走ったら追い越せそうな低速で…なんて雑誌によく書いてありますよね。実際はどうだろうと思って、スローでトリムで吊って自分の後ろから飛ばして、走って追いかけたことがあるんですよ。走るというよりジョグで追いつけました。走りながら笑いがこみ上げてきました。本当に追いつけるんだなって。 

 さて、おかもとさんはモスキートモス号の魅力はどういうところにあると思いますか? 

おかもと:何も考えず、ただモスのゆったりとしたフライトをさせていると、本当に癒されますね。初心者や上級者を問わず、楽しめる懐の広さでしょうか。 

MML:本当にのんびりした気持ちになりますね。全く、せかせかしていない。そこいらを回っているだけで私は楽しいです。 

 それでは最後になりますが、おかもとさんから、これからモスキートモス号を作ろう、飛ばそうという方々に励ましのメッセージをお願いしたいと思います。 

おかもと:製作に若干のコツはいりますが、難しいというレベルではありませんから安心して下さい。この機体なら全くフライト経験の無い方でも飛ばせる機体だと思います。 
  
MML:どうもありがとうございました。これからも末永くモスキートモス号を可愛がってください。 

おかもと:これからもモスベースの各種改造機を楽しみにしています。 
 


おかもとさんの愛機。スマートなVテール。

 

 
 
おかもとさんのモスキートモス号の仕様
エンジン エンヤ09BB
サーボ HS−85BB
受信機 NER649S
送信機 JR X−3810
バッテリー 自作500mAh(サイズは350mAhと同じ)
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