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バーチャルインタビュー 2000/8/2
バーチャルインタビューは、モスキートモス号ファンの方々にメールでアンケートをお願いし、それを元に対談形式に再構成したものです。インタビューに応じてくださった方の校閲を経て公開しており、脚色等は行っておりません。
今回のお客様:ケイルさん
ムサシノのビデオがきっかけMML:本日はどうもお世話になります。さて、ケイルさんはラジコン歴10数年、飛行機がご専門でトレーナー的な機体を主に楽しまれているとのことですね。ケイルさんはモスキートモス号をいつ頃入手されたのですか?ケイル:1996年頃?です。ムサシノから出ている「鳥シリーズの飛行」というビデオを見ているうちに欲しくなりました。何と言っても異常なほどゆっくり飛ぶのが魅力でした。 MML:モスキートモス号はゆっくりズムの権化みたいな機体ですよね。現在でも楽しまれていますか? ケイル:同バンドの電波で撃墜されました。1999年12月のことです。今はありません。
飛んでるだけで楽しいMML:それは残念でしたね。写真でも分かりますがものすごく細かい仕事です。ところでモスキートモス号を飛ばされているときはどんな飛ばし方をされていたのですか。 ケイル:40分の長時間飛行です。 MML:私のモスキートモス号もだいたい40分くらい飛ぶんですよ。サーマルに乗っている訳でもないんですが。 ケイル:スロットルを絞って、だだグルグル回っていただけの飛行ですが、何故か楽しくて、40分はすぐ経ってしまいました。ただ単に目の前を行ったり来たりするだけで楽しいです。 MML:逆に面白くないな、と思ったことは? ケイル:風が吹いた時ですね。飛びますけど優雅に飛べませんから面白くなかったです。 MML:なるほど。確かに優雅に飛ばすのは無理がありますね。でも個人的にはスリリングで面白い時もあります。
ケイル:私はキット通りに作ることが余りないため、私の意見は参考にならないと思います。あえて言うなら主翼のプランク材を1.5mmから1mmに落としてあり、それを更に肉抜きしたのですが、作っているそばからパリパリとプランク材がわれてしまい、苦労しました。
尾輪式は便利MML:たくさん手がかけてある素晴らしい機体ですね。改造して成功したところは?ケイル:尾輪式にしたことです。タキシングができるのは、便利で楽しいです。
MML:そうですね。尾輪式が標準になったらいいなあ。 ケイル:プロポのモデル番号を間違えて、別のモデルで飛ばしてしまい、離陸後、軽くUPを引いた途端、DOWNになってしまい、頭から地面に突っ込み、トラスの胴体が「への字」に折れました。 MML:トラスの胴体が壊れるという方は多いですね。どうやって直しましたか? ケイル:当て木をしてなおしました。 MML:一口で言って、モスキートモス号のどんなとこが好きですか?
フワフワ、のんびりケイル:フワフワ飛ぶところです。MML:では最後になりますが、これからモスキートモス号を作ろう、飛ばそうという方に励ましのメッセージをお願いします。 ケイル:フワフワのんびりがお好きな方には、超お薦めの機体です。飛行範囲も狭くてすみますから、飛ばす場所にも困りません。(でも慣れないうちは、もちろん充分な広さが必要です。)
MML:ケイルさんどうもお忙しい中有り難うございました。今後ともご活躍をお祈りいたします。 ケイル:楽しいホームページになりそうで、今から楽しみにしています。
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快調に飛行中!
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機体重量 | 850g |
エンジン | OS 10FP |
プロペラ | MK 8*4 |
タンク容量 | 75cc |
静止推力 | 490g / MK 8*4 / 10,800rpm |
最小飛行時間 | 7分 (ニードルやや濃目 , 全開 , ガス欠まで , 地上にてテスト) |