the

Mosquito

Moth

Laboratory

 
 

お便り

タイ国・清水様よりお便りをいただきました 
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タイ国にお住まいの清水 敬介様よりお便りをいただきました。 


 ホームページ開設おめでとうございます。 
 ムサシノのホームページでJIN氏によりご紹介いただいておりますバンコクのラジコン仲間です。 
 貴兄(皆様方)とはまったく条件も、考えもちがう、タイ国のラジコンファンをご紹介します。 

 ここでは(文化後進国?)サイレントもスローもお構いなし。オーバーパワーでかっ飛ばすのが主流ですが、なかにはモスキート流の、のんびり空散歩を楽しむマニアもいます。 
 広大な、まったいらな、ぜんぜん人家のない空白の大地が延々と続くタイでは、遊ぶゆとりのあるリッチ階級の人間は何でもやりたい放題といった感があります。熱帯の物産豊かな食うに困らない人種は、物事にこだわりや理論を持ち込まず、ストレートに(単純に)エンジョイしています。 
 カルチャー的に、またマニアのこだわりからすると、ちょっと情けない話ですが、実際 他人に全く迷惑がかからない環境であれば、消音の心配もなく、住人に飛行の恐怖感を与える心配も皆無ですから、日本のRC環境に比べたら天国みたいなものです。 

 ここにも、機体製作の天才みたいな腕のいいマニアが結構います。情けないことながら、いまだに著作権などが理解されず、何でもコピーのまかり通る文化未発達社会ですから、(戦前・戦後の日本とそっくり)正規のキット購入もなしにかってにアレンジして仕上げてしまうのですが、けっこう立派に仕上げます。小生のホームページでご紹介していますが、かなりむちゃくちゃな飛行をしても、ほとんど破損せず、本機の持つ高度な特性(軽量、低翼面荷重、安定性等)がここでも発揮され、タイ人の関心も高まっています。 

 諸兄とはまったく違ったライフスタイルですがモスキート・モスの一面としてご覧ください。 

 先ずはご挨拶方々 



(MMLより返信) 

 はじめまして。清水様。 
 ホームページをご覧いただいて、ありがとうございます。 
 タイ国ムサシノ飛行会についてはJINさんからご連絡をいただいていまして、ホームページがアップされたとの通知がムサシノ掲示板であってからすぐに見せていただきました。 
 なかでも1,2位を得たモスキートモス号は、実に意外な方法で、また意外な性能を発揮して好成績を挙げたということで、遠く福岡の空から拍手喝さいしていました。 
 モスキートモス号は低速性能が特に優れていることは周知の事実ですが、今回のようにオーバーパワーでの飛び方とか、速い速度ではどうかとか、その辺についてはもともと設計者の考慮の外だったのではないかと思います。しかし今回、その一面が垣間見えたということになるわけです。タイのマニアの方にも注目を浴びているそうで、モスキートモス号のファンとして嬉しいことです。 

 タイのラジコン環境はJINさんのホームページからも伺えますが、実に羨ましい環境にあるようですね。苦情が出る心配がないというのも羨ましいですが、やはり事故の心配が日本に比べるとより少ないようで、その点が最も羨ましいところです。飛行場の設備も素晴らしいですね。 

 タイは環境が恵まれているということから、ゆっくりズムは不要なのか、とも思えます。しかし、超大型機、スタント機、スケール機、電動機、超小型機、室内機…といろんな楽しみ方があるように、超低速機、ゆっくりズムにもそれぞれの面白さ、楽しみがあるものと思います。きっとタイでもゆっくりズムが、ラジコン機の一つの楽しみ方として広く受け入れられる日が来るのではないかと思います。 

 お手紙ありがとうございました。またの情報をお待ちしております。 

 
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